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松岡宗嗣
@ssimtok
ライター/一般社団法人fair代表理事。シスジェンダー・ゲイです。著書『多様な性を生きる』(河出書房新社)、『あいつゲイだって-アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、『LGBTとハラスメント』(集英社新書) など。Yahoo!ニュース、GQ等に寄稿。
参加 April 2015
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橋本愛さんが一番こうした事態になることを望んでいないのではと思うけど、本人への二次加害や誹謗中傷が多すぎてぞっとする。別の俳優との接触シーンを取り上げて「この人とはよかったじゃないか」とか「夫婦役なのにこれくらいでトラウマとか」みたいな投稿ばかりで、身体に触れることというより、事前に知らされていない接触が問題なのは明らか。たしかに佐藤さんも接触の制約などを事前について伝えられていなかったという点は制作側の問題として考慮されるべきだけど、とはいえその後プロデューサーを含めて身体接触の配慮を求められた佐藤さんが、突然橋本さんの楽屋に押しかけ、他のスタッフを退出させ二人きりになろうとして「あなたは役者をやるべきではない」と迫ったことはハラスメントでしょう。「佐藤さんの剣幕は相当なものだった」とか、佐藤さんの退出後に橋本さんは号泣したとも書かれていて、力関係があることは明白。「あごに触ったこと」の是非に矮小化されているけれど、総合的に捉えて深刻なハラスメントではと思う。 しかも弁護士による調査と注意を受けて、フジテレビ側も撮影現場に幹部が立ち会う事態になり、今度は佐藤さんが橋本さんの挨拶を無視したり、日傘を指していることに苦言を呈したり、橋本さんが横にいる状況で大きなため息をついて「我慢、我慢!」と言ったり、または佐藤さんは他の共演者やスタッフへのボディタッチ、別の女性キャストへも撮影中にアドリブで抱きつくこともあったと指摘されていて、ハラスメントが常態化しているようにも見える。 事件自体は当事者間の問題として解決されるべきだけど、報道に対する世間の矮小化と橋本さんへの誹謗中傷が激化している点はとても問題だと思う。
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