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遠音
@tonefnjk
言葉にならなかった感情や、繰り返される関係について書いています。 愛着|家族|喪失|境界
参加 May 2026
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自分への思い込みに気づくと、自分へのまなざしが変わる。 私は、 価値がないと思って生きてきた。 私は、 愛されていないと思って生きてきた。 俺は、 間違えたらいけないと思って生きてきた。 僕は、 役割がないと愛されないと思って生きてきた。 人は、 そんな思い込みを、 いつしか事実だと思って生きている。 だから、 人の顔色をうかがう。 頑張りすぎる。 失敗を恐れる。 頼ることができない。 休むことに罪悪感を覚える。 でもある日、 人生の中で、ばらばらだった点と点がつながることがある。 例えば、 「中学時代、担任の先生に認められたことだけが、ずっと自分の支えだった。」 そう気づいた人は、 初めて、 「認められることが、生きる理由になっていたんだ。」 と理解する。 ある人は、 母親の顔色を見続けて育ったことを思い出し、 「だから私は、人の気持ちを優先しないと愛されないと思っていたんだ。」 と気づく。 またある人は、 失敗するたびに父親から厳しく責められた記憶がつながり、 「俺は、間違えたらいけないと思って生きてきたんだ。」 と言葉にする。 すると、 思わず、 「ああ、そうだった。」 という言葉がこぼれる。 私は、 俺は、 僕は、 わたしは、 価値がない人だったんじゃない。 価値がないと思って生きてきたんだ。 愛されていなかったんじゃない。 愛されていないと思って生きてきたんだ。 役割がないと愛されなかったんじゃない。 役割がないと愛されないと思って生きてきたんだ。 その瞬間、 自分への思い込みに気づく。 そのとき、 自分へのまなざしが変わる。 責めるまなざしから、 理解するまなざしへ。 「どうして、こんな自分なんだ。」 ではなく、 「あの環境で生き抜くために、必要だったんだね。」 そう思えたとき、 過去の、 うまくできなかった自分ではない自分が見えてくる。 自分が、どうやって生き抜いてきたのかが見えてくる。 すると、 自分へのまなざしが変わる。 そして、 自分へのまなざしが変わると、 人は、ようやく自分を生き始める。
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