ん?
ジャンプの歴代作家を実際に見ていくと、むしろ全然違う話に見えるんだけどな。
「一作目が当たって、売れたら編集の言うことを聞かなくなり、2作目3作目が当たらなくなる」
というより、
一度連載を経験し、2作目、3作目で大化けした漫画家が普通にいる。
原哲夫
『鉄のドンキホーテ』→『北斗の拳』
冨樫義博
『てんで性悪キューピッド』→『幽☆遊☆白書』
井上雄彦
『カメレオンジェイル』→『SLAM DUNK』
久保帯人
『ZOMBIEPOWDER.』→『BLEACH』
高橋和希
『天燃色男児BURAY』→『遊☆戯☆王』
古舘春一
『四ッ谷先輩の怪談。』→『ハイキュー!!』
荒木飛呂彦
『魔少年ビーティー』→『バオー来訪者』→『ジョジョ』
堀越耕平
『逢魔ヶ刻動物園』→『戦星のバルジ』→『ヒロアカ』
3作目で代表作に到達した作家までいる。
逆に、最初からヒットした作家がその後も当てた例もある。
鳥山明
『Dr.スランプ』→『ドラゴンボール』
北条司
『キャッツ♥アイ』→『シティーハンター』
松井優征
『ネウロ』→『暗殺教室』→『逃げ上手の若君』
だったらジャンプ編集部の強さって、
「新人の描きたいものを一般向けに矯正すること」ではなく、一本、二本と実戦を経験させながら、その作家が何を描けば一番強いのかを一緒に発見していくことなんじゃないの?
少なくとも歴代ヒット作家を見る限り、
「売れたら編集の言うことを聞かなくなって、次が当たらない」
という単純な構図にはどうにも見えない。
少なくとも過去のジャンプ編集は、
『新人を当てる編集部』というより『漫画家を育てて当てる編集部』だったんじゃないの?
データはそう言ってるけど?
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