街クラブをやっていると時々思うことがある。
育成力というのは何だろう、と。
J下部は全国から有望な選手を集められる。
セレクションで何百人という中から選び各年代のトップクラスを確保する。
もちろんその選手たちを伸ばす能力は必要だけどそれを「育成力」と呼ぶのは少し違和感がある。
だってその選手たちは入団した時点で既に上手いから。
本当に育成力が問われるのは、
J下部に落ちた選手、
どこからも声が掛からなかった選手、
試合に出られていない選手、
そういう選手を数年後に別人レベルまで成長させることじゃないだろうか。
極論を言えば上手い選手を集めればある程度の結果は出る。
だから僕は、
「うちのクラブは何人プロを輩出しました」
よりも
「入団時は無名だった選手をどれだけ成長させたか」
の方が価値があると思っている。
厳しい言い方をすると育成の評価とスカウトの評価がごちゃ混ぜになっているクラブはある。
優秀な選手を集めた結果なのか。
本当に育てた結果なのか。
そこは分けて考えないといけない。
育成というのは、咲いている花を大きくすることではなくまだ芽が出ていない種を咲かせることだと思っている。
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