ドル163円台の可能性。あたしは今、このような表情で、FXで特大のショートを163円に仕掛けてる。しかしこれは、明日のパン、電気代、ガソリン代に先回りして届く請求書でもある。米国とイランの緊張が再び高まり、フーシ派は紅海の海上封鎖を宣言した。原油が上がれば、輸入に頼る日本はより多くの円を売ってドルを買う。
一方、米国ではインフレ警戒から利下げ期待が後退し、金利の高いドルへ資金が集まる。
さらに日本側にも、低金利、貿易赤字、新NISAによる海外投資、積極財政への懸念という円売りの理由が積み重なっている。
つまり今回の円安は、戦争だけでも投機だけでもない。世界情勢と日本経済の弱点が同じ方向へ風を吹かせている。
政府、日銀が円買い介入をすれば、急落を一時的に止めることはできる。けれど介入は消火器であって、家そのものを燃えにくくする工事ではない。
必要なのは、エネルギーと食料の海外依存を減らし、国内で稼ぎ、投資される国をつくることだ。
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