民は信なくんば立たず(孔子)
何気なく論語を広げて読んでいると、日本がぶち当たっている現状が、論語の中で語られている。
子貢が孔子に政治に必要なものを尋ねた。すると孔子は
「民の食を十分にし、兵(軍)を備え、民の信を得ること」
と答えた。さらに子貢は、この3つの中で止むを得ずあきらめなければならにとすると、それは何か?と尋ねた。すると孔子は「兵(軍)」と答えた。更に子貢は、残りの2つのうち、重要なものは何かと尋ねると、孔子は「民の信」と答えた。
人は権力や権限だけでは長く従うことはない。「民の信」こそが重要であると為政者は肝に銘じることとして、伝えられている。
翻って日本はその真逆である。兵(軍)の増強が重要で、物価上昇は後手に回り、増税を課し、挙句の果て「信」どころか、嘘にまみれた為政者に舵取りがゆだねられている。でも日本の国民はそれを支持している(立っている)。日本の世界観は論語でも語れない。 #
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