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蒼井スミス aoi smiths|中尺思考
@aoismith2nd
ポッドキャスター/書く人 /会社員 話す:ポッドキャスト番組「中尺思考」(毎週月曜日更新) 書く:本×音楽×経済×ポッドキャストの論考 (毎週水/土曜日更新) #中尺思考# aoi.inquiry.4649@gmail.com
Joined June 2025
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バンドマンが食えないの議論、もう15年ぐらい同じ所をぐるぐるしている。そもそも音楽のみで生活をするという前提を外した方が良くて、あらゆる仕事にマーケティングは必要。 専業=本物という職業観自体、録音物が売れた50年ほどの副産物で、それ以前の音楽家はだいたい兼業かパトロンありきだった。異常値を規範と取り違えたまま議論してるから、前提が外れない。 岡田暁生『西洋音楽史』を読むと、教会と宮廷の庇護から市民社会の市場へ、という転換がそのまま書いてある。 例えば、初期の達郎はCM仕事で生活をしてた。なんなら代表曲のRide on Timeはマクセルのために書いた曲。 クリスマス・イヴは83年のアルバム収録曲が、88年のJR東海のCMで後から爆発した。 つまり、結果的にそうなったってだけ。 そもそもパートナーの小杉さんの営業力がバリバリ高かった。その要素もでかい。 で、ここが分水嶺。食える形は大別すると二つしかなくて、山下達郎型=横に商売のできる人間がいる分業か、曽我部恵一型=自分で会社を持って全部やる統合。 曽我部さんのやり方がマジでベストだと思うけど、あれをやれる人はほぼいない。 だとすれば実務的な問題は、分業の相方が絶望的に足りないことのほうにあると思う。 しかも、やれる能力のある人ほど降りる。普通の社会生活が送れなくなるし、バンドのマーケができる人は他の仕事でも通用するから。 つまり、有能な人間が合理的に判断するほどこの産業から抜けていく。人材不足は単価の問題として起きてる。つまり、努力ではなくて、構造のせい。 というか、前提を「音楽だけで食う」から「収入を分散させたまま続ける」に置き換えれば、そもそも説教の出番がない。そして、多くの音楽家が知りたいのは後者だと思う。俺の観測範囲だけど。
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