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Itaru Tomita / 冨田到
@itarutomy
リサーチや研究開発向けの生成AIエージェント @snorbe_ai を作っています。 @deskrex | 著書 かんき出版『知的生産でAIを使いこなす全技法』 
Joined January 2018
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オランダ・アムステルダム発のディープフェイク検知企業Sensity AIが、欧州イノベーション会議(EIC)の資金提供先としてヨーロッパのスタートアップ上位2%に選ばれた(https://sensity[.]ai/blog/sensity-top-european-startups-receive-eic-funding/)。 EICはディープテック分野の有望スタートアップを支援するEUの旗艦的資金提供プログラムです。今回は1,760件の応募のうち87社が面接段階に進み、最終的に選ばれた38社の中でサイバーセキュリティ領域からはSensity AIが唯一という狭き門でした。 背景には深刻な脅威があります。ディープフェイクは特別な技術がなくても、IBM調べで平均1.331ユーロという実質無料に近いコストで、人間の目では見分けがつかないレベルまで作れるようになりました。Sensity AI共同創業者兼CEOのGiorgio Patrini氏によれば、2025年には企業の75%がディープフェイク詐欺を経験したといいます。 Sensity AIのマルチモーダル(画像・動画・音声)検知プラットフォームは、全モダリティで98%の精度を達成しています。ただし業界には「detector obsolescence(検知器の陳腐化)」という共通の弱点があります。特定の生成AIで訓練した分類器が、学習データにない新しい生成AIには通用しなくなる問題です。Sensity AIはこれに対し、生成AIごとの癖ではなく画像や音声に共通して残る生成の痕跡(フォレンジック的な特徴)そのものを学習する基盤モデル(特定の生成AIに依存しない汎用的な検知の土台となるAIモデル)群で対応しています。 獲得した資金は総額490万ユーロで、同社の国際展開を後押しします。うち250万ユーロは株式を渡さない形の助成金(エクイティフリーグラント)で、その一部はこの基盤モデルのさらなる開発と、計算資源が限られた環境でのリアルタイム解析の最適化に使われます。 なお同社は今年初め、Auriga Cyber Ventures主導でBetaworks Venturesや欧州のエンジェル投資家グループが参加した210万ドルの資金調達も完了済みです。
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