市役所所属の下水道管理官さん25
彼女の初めての買い物は、静かに終わった。両手にいっぱいの紙袋を抱え、彼女は少し前屈みになりながらも、満足げな様子で歩いていた。最後の服は私が買ったものだったが、それ以前に選んだ服については、彼女がどうしても自分で支払いたいと言った。
「だって……今まで、お金を使う機会がほとんどなかったんです。せいぜい、宅食サービスくらいで……」
彼女の声は小さく、どこか申し訳なさそうだった。やむを得ない事情で、長い間お金をほとんど使わずに過ごしてきた彼女。皮肉なことに、それが今この瞬間に、少しだけ彼女の味方になっているように見えた。私はそのことを口に出さず、ただ静かに頷いた。店を出るとき、私はふと思い浮かんだ言葉を、軽く口にした。
「今日は可愛かったよ。モデルでもやれそうだね。どれも、君にすごく似合ってた」
ありふれた褒め言葉だった。けれど彼女は、その言葉を聞いた瞬間、わずかに息を詰めた。黄色い瞳をそらして、頰をゆっくりと赤らめていく。長いピンクの髪が、わずかに揺れて彼女の表情を隠した。その姿を見ていると、私はまたしても、彼女の頭をそっと撫でてしまいたくなった。彼女の指の間から、紙袋の取っ手が少し滑り落ちそうになっている。私は自然に手を伸ばし、彼女の隣を歩きながら、もう片方の手で軽く紙袋を支えてやった。
ただ、彼女の頰を覆うピンク色の粘液が、恥ずかしさとともに少しずつ濃く染まっていくのがわかった。彼女は私の袖を摘まんだまま、顔を上げようとはしなかった。長いピンクの髪が、わずかに前へ垂れてその表情を隠している。紙袋の重みが彼女の腕を少し引き下げるたびに、彼女の体から滴る粘液が、床に小さな音を立てて落ちた。私はその小さな震えを感じながら、ただ静かに彼女の隣を歩いた。
SFW, No nudity, no suggestive intent.
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