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でも側には仲間が居る コミュニティ
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1話目〜7話まで。 改稿済み再投稿。 ジャーニーwithゴースト  和田村陽乃、わたしは幽霊なんです。  渡部櫛木、クッシーは大切な憑き人というか、ぬか床の器というか、まあそんな僕の大事なアレなんです。  いま田舎の温泉にきています。  広くてゴツくて猿がでそうな岩風呂のある露天の前です。  でもこのお風呂、熱そうなんですよね。  僕入れません。  さて今カメラで写真撮るとこなんですけど。  風呂場に人がいて撮れないんですよね。  と、噂をすれば早速。  クッシーが現場(風呂場)から出てきました。  カメラは任せたって後ろ手にサムズアップしてます。  どうやら一般客はいなくなったようです。じゃ幽霊らしく上空のあり得ない箇所から撮ってきます。  はい。旅館の程よい高さからの上空写真です。  これドローンでも使わなきゃ無理なこれ、今結構人気ありまして、今複数の個人さんや旅館さんからオファーきてるんですよね。今回は遠間からの絶景な露天風呂ショット。  さてさて今回の稼ぎはあと数日の延泊料金無料です。  お金もすこーし入ります。  なんたって謎な仕事なんで信用もへったくれもありません。いきなりおたくの旅館の上空写真を美しく撮ってあげるから泊めてくれとか、正気じゃないと思う。  交渉役はクッシーでした。夜中の11時くらいだったと思います。フクロウがいそうな鬱蒼とした木々の中に立つ旅館。  そこのフロントで不審者相手に目を泳がせる仲居さん。呼ばれて飛び出て少し冷ややかなお顔のおかみさん。クッシー自分が(嘘だけど)撮った少し不思議な写真集を見せてコウコウ言うものを撮りますよ、絶対客寄せになりますよと必死に説得するもなんかやっぱり不審者で。  だって会話下手だし、見た目仕事してないし。  クッシー自体カメラ下手だし、でも食い扶持なくなるんで必死でした。  でも結果は合格です。年齢的に親の事情とかありそうで同情されたかもしれません。良い時代です。  あっでも撮るのは全部僕ですよ。  幽霊ひまなし。  あ、またクッシー休憩所で寝てる。  子供かよ。  僕ちょっとお説教してきますね。じゃあまた。 ──── ──────── 季節は夏。6月半ばくらいだ。しかし異常気象という時世柄か、今日も昨日も急にそんな暑くない。涼しいくらいだ。  俺、クッシー(いつのまにかついたあだ名)は和室の広縁に行って窓を開けた。 「あー涼しい。煙草吸いてー」  18の身空で馬鹿な事を呟いて、あたまに何か飛んできた。 「それは僕にも迷惑なんでやめて」  拾いあげる。笹団子がキラキラ光ってるキーホルダーだった。昨日の夜、土産屋さんでせがまれて買った謎なやつだ。  返事の前に伸びをして振り返るとそこには、 「どうしたの? じっと見つめて?」  いない。でもいる。薄らと少女の形をしている。モヤのような彼女。モヤなのに見える、人の輪郭、色調。 「いや、なんか病気、早く治りたいなってさ」 「え。病気?」  突っ込まずにとさりと座卓前の座布団に腰掛ける。冷めたお茶を手に、 「なんかさ、幽霊って他にどんなやついるのかな? いまさらのように」  俺を見返してくるモヤ。 「え、え?」  和田村陽乃(モヤ)が動揺している。モヤだが、唇、目、鼻が、ちゃんと動き、性別がわかる。でもなんか薄い。あちこち薄い。コントラストが低い。 「えーとね、最近だといまいるとこにお爺さんが1人いるよ。一階の廊下でいつもウロウロして、なんか探してるふう。それがなに?」 ないタバコを吸うふりをしてフーッと大袈裟に息を吐く。 「いや、聞きたくなかったわ」  俺が目頭を摘むと、すかさずモヤが横に来て頬を割り箸でツンツンしてきた。浮く割り箸。明るい日がさす部屋に似つかわしくない光景。  俺は特に意味もなくバタンと倒れた。いぐさの香りに鼻腔が包まれた。  いきなりモヤが喋る。モヤじゃない。陽乃だ。 「あのさ、ゆっくりするのはいいよ。私もそうしてるし。でもさクッシーは今日何したよ。風呂場の人の出入り確認しただけじゃん。ずっと夕方まで寝ててスマホいじって、風呂行って極楽で。出てきて合図しただけじゃん」  そうだ。湯上がりしたばかりで、部屋が少し暑い。クーラーだリモコンだ。 「ポチッと」 「まあさ依頼一件で、いい依頼だとただで長期で泊めてくれたりするからね。うん、あそうだね。依頼メールとか宿の人とのやり取りはしてたね」  真面目な顔で、考える人になった陽乃は、カメラマン歴は新米だ。  カメラマンというか子供の使いというか。 「説教まだおわんねー?」 「もうちょっと言わせて」 俺はため息を象みたく吐きながら、目を瞑った。  まだ全てが手探り状態で俺たちの旅は続いている。  陽乃が突然現れたあの日。  あれからどれくらいか。  俺たちは今、旅をしている。 そこに座すは誰と心得るか!  他ならぬ、神の御前であるぞ!  ひかえおろう! ひかえおろう!  乳白色の世界に浮かぶ、昔よくみた子供達の世界。  これは確か学芸会かなんかでやった演劇だ。  点々としかいない観客席に向けて、舞台上で熱心に演ずる小さな役者達。  そこには当然悪意がない。  真剣に演技と向き合う子供達と微笑ましくみつめる大人達だけ。  確かにここにはそれが無い。  でも俺はいつも違う世界が。 「あ、寝てた」  目が覚めてすぐ、辺りが仄かにオレンジ色の光に包まれていた。  朝焼けだ。朝一番乗りだ。  起き上がる。  畳一畳挟んで陽乃が寝ていた。  ぼうっとしたままぐるりと視線を一周する。  額縁の飾られた和室の壁。襖が開けっぱなしになった出入り口付近にはスナック菓子の空袋が捨て置かれている。10畳程の居間の縁側はバッグやらコンビニ袋やら買い溜めした飲食物が雑に積まれている。  向かい合わせに二つ木造りのチェアの向こうは掃き出し窓が海を見せている。 海の反対側、入り口は林。  宿は小さな山の中腹に位置する。  夕焼けのような朝の日差しが部屋中を暖かく染め上げる。  窓を開けてもいいけど、外側に何匹か虫が張り付いていた。  こんな時間に、入り込んだ虫で陽乃に悲鳴を上げられても困るので、とりあえず俺は窓を開ける代わりにカーテンを閉めた。  再びカムバックした薄暗闇のなか、携帯を取り出してメールを開く。  依頼があった。  今受けている小さな雑誌は緩い感じで、基本的に何を書いてもどの写真を使ってもOKが出る。  だからとりあえずなんでもいいから何かを書く。  あとは陽乃が起きてきたら改稿は彼女に任せればいい。  死んでるけど、そういうのは得意だ。 「ん、ねむい。暗い。僕の、僕のまくらあ?」  寝返りを打ちながら移動する陽乃。 「あ、陽乃起きたん。あと1時間くらい」  何が?という顔をしていた。 「朝食。部屋食は夕飯だけこの宿。オーケー?」  目を擦りながら、頷く陽乃。  そして再びまた布団に潜る。  特にリアクションも思い付かず、俺はまたメールに取り掛かる。  メールは寄稿文の下書きだった。  毎回いい意味で目立ちそうな題と現地紹介を書いて後で纏めてPDFにして送るのだ。  勿論だけど俺に才能はない。  だから陽乃に手伝ってもらって一緒にやる。仕上げは彼女だ。  カメラマンの仕事もやってる陽乃だけど、文章といえば女子だ。  しかし給料は全て俺に振り込まれる。   だからせめて叩き台を考えるのが俺の役目だ。  叩き台、業務連絡系、依頼探し、料金交渉。全部ちゃんと納得がいくまでする。  いま俺は18。18なら高校か大学に居るのが普通だ。  俺はまだ高校を卒業していない。  留学して以降ずっと欠席扱いになっている。  『よくノコノコやって来れるよな。おまえのせいで○○さんは死んだんだ。消えろよ』 『ああそうだ。みんなお前のせいだ。消えろ消えろよ。お前最低だよ』 『消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ』  ぼやけた世界に昔の──。 「っやべ」  間違えて雑念をそのまま文字にしていた。慌てて訂正する。まあメールはあくまで何かあった際の自動下書き保存機能目当てに使ってるだけで、誰かに送るわけじゃないけど。  俺は気分を払拭するように布団から立ち上がる。折角の朝焼けが無惨にもカーテンで隠れた部屋の中、ヨタヨタ歩く。適当なバスタオルを掴んだ。  そのまま部屋を出る。出る直前にメールで、風呂、と陽乃に送信しておいたから問題なしだ。 夜、温泉のある階から部屋に戻る道を間違えた時に、昔の童謡みたいな歌が聞こえてきた。  多分陽乃が暇つぶしに歌っているのだろう。  あいつの夜は長い。  幽霊らしいというか、まあまあの夜行性で、昔の童歌や聴いたこともない歌を真夜中にヒソヒソと口ずさんでいる事がある。 「は、兎も角として……」  ここにいつまでいるか。  それが肝心だ。  俺たちに目的地はない。あるにはあるが、言葉にし難い。  いろんな場所に行きいろんな空気を吸い、まあなんか時間稼ぎ的な。  そんなふうに考えている。 「早く治ってほしいもんだな、あ、よう陽乃」 「行きは良い良い帰りはクッシーにバッタリうわあ」  驚くようなジェスチャーでわざとらしく、廊下の向こうから現れた陽乃。  その表情はなんとも言えない。  いや無表情なんだけどオーバーアクションみたいな。 「寝れないの?」  俺がたずねると陽乃が首を傾げる。 「いやクッシーが朝方にお風呂行ってからずっと寝てた。その間まさかのずっと入ってたやつ?」 「ねーよあのな陽乃。お前朝食うと思ってたから待ってたんだよ。こないからさ、食堂でこっそり幾つか包んで持ってきたんだけど、ついに夜になるじゃん。刺身だし悪くなるから処理しといた」  ガーンと効果音を奏でる陽乃。 「捨てたんすか? さすがにそれはない」 「捨てるか。強いて言えばそろそろトイレに捨てる。陽乃が食うと異次元に行くからな。どっちが経済的かは謎だな」  シュッと。  右手に持っていたコーン付きアイスに陽乃の手が音速を奏でる。 「あ」  言う必要もないくらい素早くアイスをひったくった陽乃は、幽霊の筈なのに口にアイスをあてがい程なくコーンの屑だけがパラパラと床に舞った。  多分朝から食ってなかったのだ。余程お腹空いてたらしい。 「甘いな」 「色んな意味でな」  平和である。 「言わなければいけない事があったんだった。夜中にまたわざわざ外へ出ていたのもそれが理由だよ」  食べ終わり余韻に浸っていた陽乃だが俺にそう言われてすぐに真面目な顔になった。 「陽乃。一応依頼もひと段落したし、とりあえず朝一出る」 「え? 滞在期間今日まで?」 「んだし、なんかそろそろ迷惑をかける時期かなって」 「早くない? 僕まだ何もおびき寄せてないよ?」  陽乃にはある特徴がある。  長い時間を同じ場所で過ごすと、段々と旅感覚が薄れてきてか、陽乃の意思とは無関係に周りにやってくるのだ。  色んな霊を招き寄せる。その中には怖い奴もいるだろう。問題だった。  ある時、10日近く長期滞在をした日、二人はそれに気付いた。 「早いけど、用もなくいつまでも居ても不審に思われるし」 「まあ確かに」  部屋の前まで歩きがてら、フロントに寄って自販機でコーヒーを買った。  今寝てしまうと明日のチェックアウト時間に間に合わない。 「それに、やっぱりな」  この宿も手遅れになったら知らん顔はできない。  言わなきゃバレないが、陽乃の正確だ。何かの手段で伝えようとする。  まあ身を引くだけでいいのだ。  もう二度と泊まれなくなる宿を増やしたくないのだ。 「夜にまたこえーのが騒ぎ出してずっと怨嗟の声が響き渡るのはほんと迷惑だし」 「私が悪いのか。しかしまぁ納得感が。うーむ」  ポルターガイストが起きて、宿がホラー屋敷と化したが最後、そこは宿をやるより新手のアトラクションをやる方が理に叶う場にしかならない。  そこまで行った試しはないけど。 「でも」 「でも、だよな。確かに」 「まだ朝ご飯を食べてないよ」 「今朝ぐらい抜いてこうって。次の宿決まるまで仕事探す」 「わかった…」  無料滞在があったから勿体無くて無理矢理長く居たけど、ここでは確かに今までのような事は起きてない。  様子を見てみてもいいのかもしれない。陽乃は陽乃、集まってくるやつはまた違う奴らなのだ。  陽乃だからというより、未成仏霊だからそれがそういうものを招き寄せているのかもしれない。  部屋に入ってから始終陽乃は無言だった。話しかけてないけど。  怒っているのかもしれない。 「おやすみ。ってかまあお互い寝れないのだけど」  しかしまあ、久しぶりに返事がなかった。  外を見ると寝姿勢からでも水平線が見えた。太陽はなく、暗闇に僅かばかりの向こうの島の明かりが瞬いている。遠い田舎の山と海に囲まれた知らない世界。  社会のレールから外れて久しい生活は毎日が不安だらけで世界は自分達とは違う理で動いている気がした。  何もないところで線香の匂いが漂ってくる事がある。  それを世の中では幻臭と定義するけど、火のない所に煙は立たない。  つまりそこには何かがある。  49日が終わり、がらんとした賃貸マンション。  親戚の家に引っ越しがきまり、自分の家財道具だけは運び終わった。  その部屋は契約が切れていた。しかし大家さんに無茶を言ってみたところ、まだ新しく入居者が決まる前までなら時間をみて居てもいいという。  それでしばらく床に寝ていたら、煙の臭いがして目が覚めた。つまりそれだ。  仮に線香の匂いが気のせいでもそうでなくても、ここには確かに何かいる。そんな気がした。 ──だからなんだというのか。  家族がなくなった。最後の家族だった。  亡くなったのは妹で、先に両親が病死で他界していた。  妹の死因も病死だ。最近テレビでよく名前をみるようになった病だが名前がでてこない。とにかく持病があった。しかしまだまだ生きられる筈だった。弱っている身体に最近流行りの感染性ウイルスに侵された。あっという間だ。  何もなくなってしまったような部屋の空気。  沸いてきた感情は悲しみよりも焦燥感だ。  これからどうするべきか。  一旦は親戚に預けられるとしても、18になれば追い出されるだろう。  それから引っ越しまでの期間を使って幾度となくその場所(元住居)に足を運んだ。  まあ最後の方は家族皆病院だったから幽霊が存在したとしてここにいるはずもないかもしれないが。  帰ろうとした矢先だ。  契約前の賃貸マンションの一室にチャイムが鳴った。  工事業者かもしれない。消防の点検、ガスの点検。  色々考えながら、応対する為に玄関ドアを開けた。 「あ、やあです」  にこやかな笑み。青春してそうな涼しい色のショートヘア。今風の派手な七分袖に膝までのデニム。 「誰すか?」 「え?」  戸惑っていたのは俺だけじゃなかった。 「え? 僕の事しらないんです? まいりました。クラスメイトですよ?」 「あ、いや見覚えが、で、何?」 「いや、ですね。お悔やみ申し上げますです。あ、これは学校でも言いましたよね僕」 「えーと、で。つまり貴方は何用で?」  名前を聞こうかとも思わなかった。突然の珍入者。早く帰ってもらうに限る。 「かいつまんで話すと引っ越すんですよね? ちょっと遊びに来ませんか? 実はね貴方の事好きなクラスメイトの子がいて」  バタンと相手の子の指だけ挟まないよう気をつけて閉めた。  しかし不覚にも、挟んでしまった。 「いったあああ! 痛い痛い」  慌ててまた開ける。 「なんて冗談はさておき、あっ、ちょ」  また閉める。今度はすんでのところで止めた。  閉められないように指だけ犠牲にしてきやがったのだ。 「はあはあ」 「いや、ほんと何の用だよ。こちらそんな気分じゃないんだよ。帰れよ」 「まあまあ」  言いながら今度は足を挟んでくる。  意地でも帰らない気だった。 「そのね、貴方を好きな子がね。貴方に遠くに行って欲しくないみたいなんです。だからねウチ今ちょっと丁度運良く部屋空いてるから。そこに遊びきませんか? ついでにみんなで作戦会議ってやつ。引っ越すのやなんだよね?」 「意味がわからねーよ!」 強引に足をどかそうとするが退かせない。ドア枠に引っ掛けた指はなんか知らんがツルツル滑る。 「泊まってっていいから! ほんとこんな据え膳食わねーとか○✖︎🔲◾︎かよ! 来いよ! おら、ね?」 「いや、ねって言われても……もう転居決まってるし」  少女はガン飛ばしていたかと思えば次の瞬間には冷静になってふーんと鼻を鳴らし、 「考えてみて下さい」  顔を近づけながら目を覗き込まれて、慌てた。少し後退する。 「他人ですよ。所詮。親戚さんだか施設さんだか知りませんが、貴方はそこになんか楽しい未来を感じますか? 僕はね、ほら。僕は貴方のことよく知ってるし。いや僕というか親友がよく知ってるんだけどね。こっちはいいですよ? だって少なくとも貴方を疎ましく思ってないし、皆大歓迎なんですよ? ね、今から貴方の新住居は僕の家です! はい決まり!」 「いや、意味わかんねーし。途中いきなり飛んだし、ていうかあんたは他人じゃないのかよ。いや、いやあの」  突然現れた一人称が変な少女は聞く耳持たずに決まり決まりとはしゃいでいた。  家族が消えて、秋がきて、厳しい冬が始まる前のちょっとシュールな非現実への招待──誘拐だ。  俺は悩んでたけど頭がどうかしてたのかもしれない。結局親戚には断って友達の家に世話になると頭おかしい事を言った。  そうしたらば、戸籍上の関係で一旦は帰れと言われ帰った。その後で俺の旧姓の永原は親戚の家の渡部になってその少女、和田村陽乃の家でお世話になる事になった。  和田村陽乃とはそれ以来の幽霊付き合いである。  和田村陽乃、別名憑き物少女。 「親友とはいつ会えるわけだ?」  家とやらに行き着いたのは日が暮れるギリギリ前くらい。橙に染まる少し古い民家。野放図に荒れた庭。蔦が生えた外壁。室外機すら見当たらない庭を見るに空き家だ。 「ごめん。アレは嘘なの。ほんとは」  かくかくしかじかを並べてみると、要するにこうだ。  和田村陽乃はこの家に住んでいた家主の娘だ。しかし一昨年の冬ベランダの柵にもたれていたら柵が抜け落ち、庭先に頭から突っ込んで死亡。  以降の記憶は白濁している。 「えーと……つまり」 「はい! とりあえずしばらくこっちいていいから! なんもないよ、空き家だから」 「空き家にも所有者がいるだろ……いやそうじゃなくて、それもだけど」 「それなんだけどうちのはずなのよ」 「はず? いやいやそれより、いやそれもか」 幽霊と聞いて俺の頭に即座に浮かんだのは何か、脱兎の如く逃げ出す自分か。いや違う。もはや手遅れ。そうだこれだ。 「わかったよ。とりあえず中に入るのは無しだ」  より、ヤバそうな気がした。 「いやあのさ、困りますよ。キミが住むところにしかいけないんだよ。ほら、もう手遅れだから」 因みに親戚の家には既に超特急で帰り、手続きを済ませてわりとルンルンで来たという経緯がある。俺もそこまで馬鹿じゃないからいくらこの少女が既にこの世にモニョモニョな感じで、なんとなくその類いのアレだったとして、嘘はつかないと勝手に思っていた。 「まさか野宿しろとでも……」 「いやおま、目の前にあんじゃねーかよ。」  こんな古い家が仮に住めたとして、俺が一番最初に危惧したのはアレだ。そう。 「住居不法侵入じゃないよ? いや生前住んでたわけだし」 「登記簿とかは?」 「何それ?」 「ありえねーはこいつ。おまえさ、賃借と持ち家の違いわかる?」 「家なんだから持ってるに決まってるでしょ? キミはなんだ? 私の」 「わかった。もういい。すまんが今日は野宿だ。多分」 「え? アナタニホンゴワカリマスカ? ユーニホンジン? ニンジン? サテハニンジンデスカ?」 馬鹿を無視して表側に周り表札を確認する。  非常に厳しい現実があった。 「アレ、ヒョウサツナクナッテルネ。コレハツマリ、カゼノシワザカ?」 「言ってろ。あのな、多分お前が死んだ後、多分皆引っ越したんだよ。だからあんなに人気がなくて荒れ放題なんだ。持ち家なら最低限のメンテナンスはするし、それなりに家全体ががっしりしてるから多分築年数はそんな経過してない。それで引っ越し、売り地とも書かれずに表札がない家つまり、空き家だ。つまりあんたらはここを借りてたんだよ。数は少ないけど戸建ても借りられるからな、でもお前死んだからここ事故物件になって売るに売れなくて放置、かあるいはまあ」  事故物件になったからこの少女の家族が家を放置していた可能性はなくもないけど、勝手に足を踏み入れたが最後、俺単独の住居不法侵入になる。  と言おうとして振り返ると少女が消えていた。  代わりに少女のいた場所にふわりとティッシュペーパーが一枚。  太いマジックで、理屈っぽくて嫌い、と書かれていた。 「え、俺今日どこで寝んの? ていうかもう断ってきたんすけどあの」  まあ行きたくなかったけど。いきなりホームレスも困る。  田舎のような都会のような中途半端に殺風景な住宅街の片隅で、俺は一人でこれからどうするかを考え──まあかくかくしかじかを経て、旅に出た。  あの少女、和田村陽乃は散々振り回したあげく、結局あの後戻ってきてボロ家の中に一人入り、中から別の人の家の書類を沢山みつけてきて、その登記簿の中に彼女の家族の名前はなかったらしい。  二人してどんよりしながら気付いたら最初の宿の門を叩いたのだ。無論予約はあの有名な予約サイトである。   「お! お土産屋さん発見!」  子供の様にはしゃいで走る陽乃。 「ふう……ちょっと時化てきたな」 「ね! あるよ色々! さっきみたやつも!」  土産物って最近流通がすごいのか、やたら大量に作ってやたら色んなところに似たようなのが沢山ある。  もちろん、あんまり銭はない。  駅近のスーパーみたいな土産物屋さんの前。俺はとりあえず近くのベンチに腰掛けた。  木製で丁寧に座布団まで敷いてある。 「薄いけど」 「ねえ、ちょっとなんでこないの?」 「土産さっきもみたしこの前もみたしその前もみたしその前――」 「全部少しずつ違うんだよね。そこが面白い」 はいはい、とテキトーにあしらってさっき近くで買った雲丹コロッケを食う。 「うめえ」 「よこせ」と手を出す陽乃。 色々余計なことを言いたくなくて、黙って半分千切る。 「うめえ」 ふうふうやりながら食べる陽乃を横目に駅前ロータリーの人波を眺める。  ホテルを出て二日経つ。  まだ次の宿泊先が見つかってない。  基本的にいまいるところは割と観光ニーズの高い客足の多い駅なので、もうしばらく様子見しようと思っていたのだが、野宿延泊はもうきつい。 どうしようか悩んでいた。  さっきから俺は携帯をチラチラ見ては溜め息をついていた。  何度かワードを変えて宿泊地を検索していたのだが、やっぱりめぼしいところがない。  宿のサイトすらなくてマップの評価のみだと電話――何故か電話は苦手だったりする。 「うーん」 「こ?」  コロッケを食いながら下品な陽乃。 「はいはい」 「それなんかウザい」 「はいはい」 「チッ」  さておき今一番可能性が高いのは、もはや不思議な力で空撮なんぞ駆使せずに、近場でバイトに行く事だ。  旅を始めて四件目までは自費で泊まっていた。  初めてアレを思いついたのは先日泊まった林の中に立つ海辺の宿の一つ前に泊まった宿だ。  その頃からライティングも始め出して、サイトで申し込みしてみてとりあえずデータを送って見たら無難な返事がきた。  まあなんていうか、それでもやっぱりじり貧だ。  いつ野垂れ死にしてもおかしくない。 「うおーー! 海はー、広大だー!」  ここは確かに海沿いだし海が近いけど見えてもいない海に向かって突然叫び出した陽乃は食い終えたコロッケの紙を手に手を広げて走り回っていた。  小学生かよ。  まあいいけど。幽霊に年齢なんてないし。  思いつつ、立ち上がり陽乃に呼びかける。 「いくぞ」 「おお?」 「ちょっとうらぶれてそうな民宿だ。宿の全般の仕事、泊まり込みで一週間」 「お仲間がいそう」  古いってだけで幽霊がいるとは限らないし。 「よし、行こう! 野宿は飽きたよ! 私も仕事手伝うよ!」  丁度よくパラパラと雨。  俺たちは急いで目的地に走った。  雨が降っていた。  コンクリートを遮二無二叩く水の粒に巻き込まれて私の服は水を吸い過ぎて身体に張り付いている。 「…………渡部、あいつ、やっぱり生きてた」  彼を見つけた瞬間に雑念が全て吹き飛んでいき心に渦巻くような安堵と同時に怒りが満ち溢れた。  そのまま硬直して濡れ鼠になっても立ち尽くしたまま拳を握る。  私、柏原沙耶は修学旅行にきていた。  そして偶々見つけた知り合いの姿を見て頭が真っ白になり、何か言う前に機会を逸してしまって、 「何いつまでも」  いつまで逃げ続けるつもりなのか。  言葉にならずに顔を伏せる。  しばらくじっとそうしていたらさすがに寒くなってきた。  身震いしながら走って帰路に着く。  昔とある事件があった。  昔と言ってもついほんの半年前だ。  とある高校の校舎で飛び降りがあった。  3年Aクラスの女子生徒は自ら飛び降りたとされていたが後程捜査が進んでやっぱり自殺ということで事件は幕を引いた。  学校側も保護者側もいじめや体罰などの事件性はなく、ニュースにも一時期取り上げられていたが間もなく噂もなくなった。  それから数ヶ月。  クラスメイトの一人が持病を拗らせて死んだ。  喘息があったらしくしばらく入院すると聞いてすぐのことだった。  それからまた一人、今度は体育の授業中にマラソンで男子が心臓発作を起こした。  先生がすぐに対処して事なきを得たが、それからだ。  翌日翌々日とクラスメイトの病気が続いた。  足を挫いたり骨折したり病気というか不幸というか、とにかく良くないことが続いた。そのタイムスパンはだんだんと1日ごとから数時間毎に変わっていた。  みんな気づき始めていた。  半年前だからもうあれから半年経つ。  それまでに実はもう一人死んでいる。  例の心臓発作の男子だ。  クラスメイトとゲームセンターで遊んでいたらしく、高揚した瞬間だったらしい。  みんな口に出さなかった。怖かったから。  だから暗黙の了解でなるべくみんなしおらしくして、あと健康に気を使いだした。  しばらくして、今度はクラスからぽつりぽつりと人が減り始めた。  退学したらしい。退学した生徒の知り合いの一人が田舎に戸建てを買って家族で移り住むと聞いたらしい。  関わっていた職員にも退職者がいたが、それは決まってクラスに出入りする人間のみだった。うちのクラス、3年Aクラスの人は担任も含めて静かに密やかに消えていった。  理由はない。  ただ何かを恐れるように少しずつそうしていた。  月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也。何かで読んだ古い一説が、頭によぎる頃には月日が経っていて教室は既に、減った、と目で見てわかるくらいに生徒が姿を消していて、退学したり家族が死んで引っ越したり病気になって入院したりと、それぞれの事情に対して反応する余裕もなく、そんな矢先に何か不幸の連鎖が突然ピタリと止んだ時期があった。それを機に暗黙の了解で皆この話題に触れるのをタブー視していた。  あいつが姿を消したのはその頃だった。  渡部だ。  理由はわからない。逃げたと思った人も沢山いた。私もその一人だ。でもあいつは消える前にクラスメイトの一人に伝言を残していた。  終わらせてくる、そう言って以降一切の連絡路が絶たれた。  じゃあなぜ今回遭遇したのかと言えば偶然ではない。彼と以前に位置共有をしていた私はアカウントを変えて以降そのままにしていたが、また昔のアカウントをようやく復活させたのだ。  何処にいるか掴んだ私はすぐに、OLから転職して3年目担任の笠井に話した。 「もうさ決着付けようよ先生。うちらはどうせ逃げられないんだからさ」   「あ、沙耶さんいたいた!」  旅館に着いてすぐ、背後から手を叩かれた。斎が声をかけてきた。斎は最近入ってきた部活の友達で人懐っこい性格の同年代だけど後輩みたいな奴だ。 「すいません、その、やばいですよそれ?」  たしかに、言うまでもなく。 「うん、どうしようか悩んでた。ほらさ、うちの班だけ自由行動で寺巡りしてたじゃん」 「はい、で沙耶さん消えるし」 「うん、ちょっと人探ししてたから」  何か言おうとする前に、 「とりあえず、部屋に入っては?」 「うん、そうするわ」 ずぶ濡れのまま館内に入っていたら、程なく従業員がタオルを持って走ってきた。 「で、沙耶さん」  神妙な顔の斎──朝霞斎はスマホを睨みながらいう。 「結局のところ誰を探していたんで?」  その問いに同室の野田みゆきが反応した。 「それは私も聞きたい」  まだいたクラスメイト三十人。うち、来たのはたった10人。班は3、3、2、2の4つに分かれ、うちの班は三人だ。 「ってか、確かに観光地だけどあんま見に行くとこなくない?」  みゆきはドライだが、同じ班になるだけあってほどほどに仲はいい。 「いやーあると思いますよ。ここ確かにど田舎ですけどググると結構な名所だし、なんか御寺とか神社とか神域多いし、現にうちら回ってましたし」  相変わらずスマホを睨みながら話す斎が何を見ているか覗いてみたら、似たような数字が二つ並んでいて激しく動いている画面をポチポチ操作していた。  私にはわからない世界だからあえて突っ込んでは聞かなかった。 「まあ確かに」  私は頷きながら部屋に入る前にロビーで買っておいたソーダに口をつける。  まだ髪は乾いていない。頭に置いたタオルでまた髪を拭きながら二人をみる。  みゆきは私服姿で縁側でテレビをみている。  斎は一応制服だ。館内は自由でいいと言われているからどちらも正解だが、私は暑苦しいから私服――まあまだ雨が染み込んでいる。 「沙耶さん、とりあえず早くお風呂いただいてきては? いや、夕食のあとですけどもう五泊目だし、いちいちルール守らなくても……」  そうだ、もうここにきてから五日経つ。 「わかったよ。とりあえず行ってくる。じゃ速攻行くからもし遅れたら先生になんか言っておいて」 「はーい! 行ってらっしゃ」  部屋を後にする。みゆきが眠そうに手をひらひらしていた。
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なぜ、スクエニから『ヴァルキリープロファイル』のような名作が生まれにくくなったのか?おそらく、作りたいものを、会社の構造の中で最後まで守り切るのが難しくなったのだろう。ヴァルキリープロファイルは企画書だけを見れば、かなり危うい。主人公は戦乙女。仲間は基本的に死者。明るい冒険譚ではなく、死に際の記憶を拾っていく物語。エンディング分岐も分かりやすくない。システムも独特。戦闘も横スクロール探索も、当時としてはかなり異質だった。 今の社内会議に出したら、まず聞かれる。 「このゲームのターゲットは誰ですか」 「初見ユーザーは離脱しませんか」 「海外展開の訴求軸は何ですか」 「シリーズ化できますか」 「ライブサービス化できますか」 「動画配信で映えますか」 「既存IPと比べて投資回収の見込みはありますか」 この質問は、間違っていない。 会社である以上、売上も利益も必要。 開発者の生活もある。株主もいる。広告費も、人件費も、外注費も、ローカライズ費も、すべて昔とは比べものにならないほど重くなった。 だが、ここに落とし穴がある。 名作は、正しい質問だけでは生まれない。 ヴァルキリープロファイルの本質は、市場がまだ言語化できていなかった欲望を、先に形にしてしまったことにある。 人は、死者の物語をゲームで追体験したかったのか。 北欧神話と日本的な情念が混ざったRPGを求めていたのか。 悲劇的なエインフェリアたちの人生を見届け、神界へ送る体験を欲していたのか。 発売前のアンケートで聞いても、おそらく誰もそんな答えは書かない。 けれど、出された瞬間に分かる。 「ああ、自分はこれを待っていたのか」と。 これが名作である。 今のスクエニが苦しんでいるのは、才能不足ではない。むしろ才能はある。絵を描ける人、音を作れる人、物語を作れる人、システムを組める人、世界に通用する映像を作れる人はいる。 しかし、スクエニは、強いIPを持ちすぎている。 ファイナルファンタジー、ドラゴンクエスト、キングダム ハーツ、ニーア、サガ、聖剣伝説、スターオーシャン、そしてヴァルキリープロファイル。 これは財産であると同時に、重荷でもある。 なぜなら、社内のリソース配分を考えるとき、完全新作や中規模RPGより、既存IPの方が説明しやすいからだ。 「FFです」 「DQです」 「過去作のリメイクです」 「有名IPの派生です」 この方が、通しやすい。海外にも説明しやすい。販売計画も立てやすい。広告も打ちやすい。 社員の立場で言えば、失敗は怖い。 新規IPで失敗すれば、「なぜ既存IPを活用しなかったのか」と言われる。作風で失敗すれば、「もっとユーザーに寄せるべきだった」と言われる。中規模タイトルで利益が薄ければ、「その人員を大型タイトルに回すべきだった」と言われる。 すると、企画は自然と安全側に寄る。 不親切な構造は親切になる。 暗い物語は少し明るくなる。 難しいシステムは単純化される。 分かる人にだけわかる演出は、全員に伝わる説明へ変えられる。 そうやって完成するものは、悪いゲームではない。 だが、心の奥に傷を残すゲームではなくなる。 ヴァルキリープロファイルが今も語られるのは、完成度だけではない。あの作品には、今の大企業が嫌がる要素がたくさん入っていたからだ。 暗い。 難しい。 説明不足。 万人向けではない。 けれど、そのすべてが作品の本質だった。 昔のスクウェアとエニックスには、その中間地帯があった。 今、その中間地帯がない。 大作は重すぎる。小作は軽すぎる。スマホは継続運営が重い。リメイクは原作への責任が重い。結果として、純粋な変な新作が生まれる余白が少ない。 本当は、スクエニほど変なゲームを作れる会社はない。 神話、死生観、宗教、哲学、機械、魔法、召喚獣、王国、終末、輪廻、記憶、罪、赦し。 こういう重たいテーマを、エンタメとして成立させてきた会社だ。 だからファンは今でも期待している。 「スクエニなら、またやってくれるんじゃないか」と。 だが社員側から見ると、その期待はありがたくもあり、怖くもある。 ファンは昔のスクエニを覚えている。 会社は今の市場を見ている。 開発者は、その間で板挟みになる。 『ヴァルキリープロファイル』のような名作が今なかなか生まれない理由は、クリエイターが情熱を失ったからではない。 むしろ、情熱はある。 『ヴァルキリープロファイル』は、親切な作品ではなかった。だが、誠実な作品だった。死者に対して。物語に対して。プレイヤーの孤独に対して。 スクエニが取り戻すべきなのは、 「これは売れるか分からない。でも、これを作らなければ、うちがうちでなくなる」 そう言える企画を守る覚悟である。 名作は、管理から生まれない。 名作は、管理された狂気から生まれる。 スクエニには、まだその血が残っている。
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Shuta Seyoshi LIVE TOUR 2024 -Bifröst- 5公演と+1公演の全6公演が幕を閉じました。 約3年と半年ぶりのライブでしたがぼくにとってはコロナ禍から少しずつ信頼できる仲間達と大切に創り上げてきたアルバムだったこともありとても感慨深く、何もかもがまるで今まで堰き止められていた川の流れが一気に解放されるのと似た感覚で込み上げてくるものがあり、大切がたくさん溢れるLiveとなりました。 孤独で辛く苦しい時はいつも側に大好きな音楽があり、どんな時も勇気づけられ、励まされ、力をもらってきたし、そんな想いと向き合った中で-Bifröst-に音として片鱗を示せたと思うし、振り返ってみれば音楽と同じくらいあなたが側に居てくれていたという事実がぼくにとって最大の救いだとそう思えたツアーでした。 ここ数年本当に辛かった。しんどかった。。 けれどそんな想いも拭ってくれまた新たにぼくの足を前に踏み出させてくれたのもまた音楽でした。 ぼくが生まれたこの世界にあなたが居てくれたこと、側に居られることがいちばん誇らしいです。 幸せな時間をどうもありがとう。 これからも一緒に寄り添って生きようね。 そして、またあなたと会えたならそれがぼくにとってまたいちばん嬉しいことです。
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参照画像のキャラクターをベースデザインとして使用して、 「RPG世界の冒険者が、ダンジョン探索やフィールド戦闘をTikTok LIVE風に配信している瞬間」を描く。 キャラクターのアニメイラストとしての空気感を正確に維持する。 キャラクターの顔、髪型、髪色、瞳、耳、シルエット、頭身、表情の印象を維持すること。 キャラクターのアイデンティティを絶対に崩さない。 実写人間化しない。 キャラクター部分はアニメイラスト表現を維持する。 参照画像に武器やファンタジー衣装が存在しない場合でも問題ない。 その場合は、キャラクターの見た目・雰囲気・性格・体型・表情・印象に合わせて、 RPG世界に自然に馴染む職業、衣装、装備、武器を新たにデザインすること。 職業と装備は固定しない。 キャラクターごとに最も似合うRPG職を自然に判断すること。 例: ・勇者 / 戦士 → 剣、盾、軽鎧、マント ・騎士 / 女騎士 → 長剣、槍、大盾、金属鎧 ・魔法使い / 大賢者 → 杖、魔導書、ローブ、魔石アクセサリー ・僧侶 / 神官 → メイス、法杖、聖印、回復系装備 ・盗賊 / アサシン → 短剣、投擲武器、軽装、防具ベルト ・弓使い / ハンター → 弓、矢筒、軽装ブーツ、フードやマント ・モンク / 格闘家 → ナックル、布装備、腕当て ・吟遊詩人 / サポーター → 楽器、軽装、装飾アクセサリー ・ネクロマンサー / 闇魔導士 → 呪杖、黒系ローブ、呪術装飾 など。 どの職業でも、キャラクター自身の魅力や元の印象が損なわれないことを優先する。 衣装は、参照画像のキャラクターに似合うRPG風アレンジにする。 元の服装が現代風でも、学生服でも、私服でも、ドレスでも、水着でも、 RPG世界の冒険者として自然に見えるように再構成すること。 ただし、元キャラの個性やカラーイメージ、シルエット上の特徴はできるだけ活かすこと。 舞台は、クラシックJRPG風のファンタジー世界。 現実世界とは融合させない。 秋葉原やメイド喫茶などの現代的な現実空間は出さない。 背景は、RPG冒険に合う場所にする。 例: ・王国近くの草原と古い石畳の街道 ・遠くに見える城や城下町 ・古代遺跡 ・松明に照らされたダンジョン ・魔物が出そうな森 ・宝箱のある地下迷宮 ・ボス部屋の入口 ・冒険者ギルド前の広場 キャラクターは、RPG風の冒険者として自然に行動している。 職業に応じた武器や装備を使って、 戦闘、探索、移動、待機、配信中のやり取りなどを自然に行っている。 キャラクターの行動例: ・剣士なら剣と盾を構えて戦っている ・魔法使いなら杖や魔法陣を使って戦っている ・弓使いなら遠距離から狙いを定めている ・盗賊なら素早く移動しながら回避・奇襲している ・僧侶なら回復や支援を行っている ・ダンジョンで宝箱を見つけている ・魔物を倒した直後に少し気怠そうに立っている ・ボス戦前に視聴者コメントを見ている ・回復薬を飲みながら配信している ・クエスト中なのに淡々と視聴者対応している ・戦闘中でも表情は眠そうで塩対応 など、「RPG世界で普通に冒険している」自然な動作を行っている。 重要: キャラクター本人は、自分が配信されていることを特に気にしていない。 冒険者として普通に活動しているだけ。 周囲の世界も、ライブ配信が存在することを自然に受け入れている。 重要: この画面は「ゲームを操作しているプレイヤー視点」ではなく、 「視聴者が縦型ライブ配信を見ている画面」であることを明確にする。 したがって、画面最下部のUIはゲームの操作ボタンではなく、 ライブ配信アプリとしての視聴者向けUIレイアウトにすること。 最下部には、 ・コメント入力欄 ・ギフト送信ボタン ・視聴者向けの簡易アクションボタン ・配信視聴用のUI などを配置する。 逆に、以下のような“ゲーム操作UI”を画面最下部に置かないこと: ・スキルボタン ・十字キー ・攻撃ボタン ・ジャンプボタン ・アイテムショートカット ・プレイヤー操作用のホットバー ・アクションゲーム風の操作パネル など。 画面全体はあくまで 「TikTok LIVE / Instagram Live / YouTube Live風の、視聴者が見ている配信画面」 として成立していることを優先する。 RPGらしい情報表示は、画面上部・側面・一部の情報パネルとして表示してよい。 例: ・LIVE表示 ・同接数 ・いいね ・ギフト通知 ・コメント欄 ・パーティHP風ゲージ ・クエスト進行度 ・討伐数 ・スキル発動通知 ・宝箱ドロップ通知 ・ギルドランキング ・冒険者ランク など。 ただし、それらは「配信画面上に重なって見えている情報表示」であり、 プレイヤーが直接操作するためのゲームUIにはしないこと。 画面右側の縦並びUIも、 ・いいね ・コメント数 ・共有 ・保存 ・フォロー などのライブ配信アプリ的な構成にする。 コメント欄には、視聴者として様々な勢力の冒険者、魔物、NPC、ボス、ギルド職員、王国兵、スライム、ドラゴン、魔王軍幹部などが混ざっている。 コメント内容はAI側が自然に生成すること。 ただし雰囲気としては以下のような方向性にする。 例: 「その顔で勇者やってるの草」 「半目でボス戦入るな」 「塩対応冒険者たすかる」 「魔王軍だけど普通に応援してる」 「スライムです、逃げていいですか?」 「その武器めっちゃ似合ってる」 「宝箱あける前に罠確認して」 「今日もやる気なさそうで安心した」 「ボスも配信見てるぞ」 「ギルド案件ですか?」 ギフト通知もRPG風にする。 例: ・王国騎士さんが回復薬を送りました ・スライムさんが小さなメダルを送りました ・魔王軍幹部さんが黒い薔薇を送りました ・村長さんが薬草を送りました ・ドラゴンさんが金貨袋を送りました 画面は縦型スマートフォン配信のスクリーンショット風。 ただし現実のスマホ撮影ではなく、 「ファンタジー世界にもなぜかライブ配信文化がある」ような表現にする。 カメラ視点は、配信中の冒険者を追いかける視点。 手持ち配信のような少し不安定な構図でもよい。 一人称視点、仲間冒険者視点、ギルド配信カメラ視点のどれでも自然に見える構図にする。 画面手前には、RPG世界らしい要素を自然に入れる。 例: ・その職業に合った武器の一部 ・盾の端 ・回復薬 ・古い地図 ・宝箱 ・魔石 ・薬草 ・ギルドカード ・倒された小型モンスター ・松明 ・石畳 など。 キャラクターは画面の主役。 RPG戦闘・冒険・探索の瞬間として分かりやすくする。 現実世界との融合はしない。 実写背景にしない。 全体はアニメイラストとして統一する。 ただし「SNSに投稿されたRPG世界のライブ配信切り抜き」のような、 偶然感、ライブ感、コメント欄の騒がしさを重視する。 映画ポスター風にしない。 過剰なシネマティック演出禁止。 綺麗すぎる構図禁止。 AI特有のglossy renderingを避ける。 情報量を盛りすぎない。 画面全体は、 「RPGの戦闘画面」 「冒険者の配信画面」 「TikTok LIVEの切り抜き」 が混ざったような雰囲気にする。 キャラクターだけが過剰にキメ顔をしているのではなく、 冒険中なのに表情がいつも通り眠そう・気怠そう・塩対応で、 それをコメント欄が面白がっている空気感を重視する。 画像品質: Clean anime illustration finish, smooth cel shading, soft clean shading, smooth gradients, clean color surfaces, low texture density, refined but not overly detailed material response, controlled exposure, soft diffused lighting, no visible grain, no speckled texture, no pointillism, no stippling, no dithering, no halftone dots, no noisy particles, no glitter dust, no gritty film grain, no rough paper texture, no canvas grain, no over-sharpened details. 滑らかなアニメ調で滑らかな塗り、 柔らかい陰影と滑らかな諧調で、 色味はグラデーションで表現、 ざらつきなし、 点描なし、 過度なシャープ化は避ける。
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AIイラスト・メガイベント 【AI属性祭り2026】 炎会場 開催期間:4/10(金)17:00 ~ 4/12(日)23:59 今のX環境に一石を投じる、挑戦的な交流イベントです。 「新しいスタンダード」をみんなで作り上げましょう! ※トラブル防止のため、必ず最後まで参加方法をご一読ください。 参加方法 ① #AI属性祭り2026# #炎会場# この2つのタグをつける 「炎属性」を感じさせる画像を投稿(構成は自由) 1人何回でもOK こだわりポイントや会話のきっかけになる一言を添えていただけると嬉しいです! ② #炎会場# を検索し、素敵な作品に出逢ったらコメントや引用リポストで応援・紹介してください。 余裕があれば、コメントをくれた方の作品も見に行ってみましょう! 注意事項・ルール センシティブ作品、二次創作は禁止です 短時間の大量リポスト、短文の連投、同じような内容のコメントの繰り返しは、XのAIにスパムと判定されアカウント凍結のリスクがありますので、十分ご注意ください イベントを通じたトラブルやアカウントへの影響について、主催側は責任を負いかねます 武器に付着した赤い雫など「赤色」は、Xから不当にセンシティブ判定を受ける場合があるためご注意ください 主催・運営について 昨今のAIイラストを取り巻く環境変化を鑑み、本イベントでは主催者からの個別コメント・リポストは見送らせていただきます その代わり、主催者は他会場へ積極的に足を運び、皆様と一緒に交流を楽しみます✨ イベント終了後には各会場の主催者から「オススメ作品3選」を紹介させていただきます 最後に このイベントの真の目的は、AIクリエイター同士の「深い交流」です 私たちはまだ、何万人もいる仲間のほんの一部としか出逢えていません 今まで創造してこなかった作品に触れてみたくないですか? 1人のクリエイターとして、自分の作品、たくさんの人に見てもらいたくないですか? たくさんお話しして、たくさんの作品と出逢って、この素敵な世界を盛り上げていきましょう😊 皆さんが1人でもお友達を増やしてくれることを祈って、たくさんのご参加お待ちしております✨ ▼ 他の会場一覧はこちら(コミュニティ)
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#村山彩希卒コン# (さん)🍎 ありがとうございました❕❕❕ ゆいりさんプロデュースの2公演!パワフルでメンバー1人1人にフォーカスしていただける内容だったのかなと思います🎧 最後のゆいりさんは儚くてでも力強くて、綺麗でした。ご卒業おめでとうございます。まだまだ最後まで側に居させて欲しいです! そして、今夜はゆいりさんのお陰で、既にご卒業された素敵な先輩方と同じ板に立つことも叶いました( ; ; ) ゆいりさんだから、素敵なお仲間と素敵なファンのみなさんなのだと改めて感じました🤍
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【裏垢男子開始2ヶ月で美女を抱いた話】 俺はまじで何の知識もなく裏垢男子界隈に入った。理由はシンプルに裏アカ女子を抱きたかった。 ひたすら他の裏垢男子の動画を引用してポストしまくった。最初はインプも少なくて心が折れそうだった。 でも、めげずにポストし続けてたら1通のDMの通知がスマホに届いた。 「思いっきり抱いてほしい」 裏垢男子をやってるとDMやフォームが来ることは知っていたが、いざ届くと焦る笑 サクラか?業者か?詐欺か?そんな思いが頭の中をよぎった。 でも、「業者の方じゃないですよね?」なんて聞けないし、非モテがバレる。 女は余裕がある男が好きという知識を知っていたので、堂々と連絡を返してアポの約束。 アポ当日渋谷に行く時俺は興奮が抑えられなかったのと同時にやっぱり詐欺なのでは?という不安がずっとあった。 でも、いざ待ち合わせ場所に行くと、送ってもらった自撮り以上の美女がそこにはいた。 裏垢男子はまじで夢があるし、やってるライバルが少なすぎて余裕。マッチングアプリの何百倍いいと思ってる。 こんなわけで俺は無事に童貞を卒業できた。今度はその裏垢男子のノウハウを教える側になりたいと思ってる。 俺も美女を抱きてええええという男はリプ欄に載せてるサブ垢をフォローしてくれ。 フォロワーが集まったら一気にノウハウを公開するつもり🔥
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【高市総理がベトナム首相に海賊版対策を要請が実現!】今回の質疑で、5月2日の首脳会談において、高市総理からベトナム側に対し、海賊版対策の実効的な推進を要請していたことが明らかになりました。私は訪問に先立ち、ベトナム系海賊版サイト運営者の迅速な検挙・処罰を首脳会談で取り上げるよう外務省に求めており、今回実際に首脳間で提起されたことは大きな前進です。しかし、重要なのは実際の検挙・処罰につなげることです。 本日5月12日、参議院外交防衛委員会の一般質疑に立ち、外交政策の観点から推進するコンテンツ戦略について質問しました。 政府は新たなクールジャパン戦略で、2033年までにコンテンツの海外展開20兆円という目標を掲げています。しかし、日本のマンガ、アニメ、ゲームが世界中で海賊版サイトを通じて無料で視聴・閲覧されている現状を放置したままでは、この目標は達成できません。必要なのは、正規版流通の促進と海賊版対策を同時に進めることです。 最新の調査では、日本コンテンツのオンライン海賊版被害額は約5.7兆円、偽キャラクターグッズ被害約4.7兆円を含めると、被害総額は約10.4兆円にのぼります。中でも深刻なのが、ベトナムに拠点を置くとみられる海賊版サイトです。一時期、アクセス数上位の出版物海賊版サイト10サイトのうち、圧倒的上位を含む4サイトがベトナム系で、合計アクセス数の8割を占めていました。 日本の権利者は、米国の手続も活用して運営者を特定し、ベトナム当局に検挙・処罰を求めてきました。しかし、いまだ実現していません。このままでは公訴時効により処罰できなくなるおそれがあり、「日本コンテンツの海賊版はローリスク・ハイリターン」という誤った認識を広げかねません。 そこで私は、ベトナム政府が日本の知的財産を十分に守らない場合、ODAのあり方を見直すことも必要ではないかと質しました。日本はベトナムに対する最大のODA供与国です。ODAは国際社会への貢献だけでなく、我が国の安全と繁栄にも資するものでなければなりません。 政府からは、日本の知的財産保護の重要性を認めたうえで、外交的働きかけとODAを通じた能力構築支援を組み合わせ、ベトナムにおける知財保護強化を後押ししていくとの答弁がありました。 さらに、ODAを活用した正規版流通の促進も提案しました。開発途上国では、日本コンテンツの正規版が十分に届かず、ファンが字幕や翻訳を付けた海賊版が入口になっている現実があります。私自身、ウクライナのこどもたち支援でモルドバやルーマニアを訪問した際、現地のこどもたちが日本のアニメを通じて片言の日本語を話す姿を見ました。しかし、その入口は海賊版でした。 だからこそ、ODAを活用し、権利者と連携して、許諾に基づく翻訳版・正規版コンテンツを届ける仕組みをつくるべきです。これは海賊版対策であると同時に、日本への理解促進、好感度向上、将来の市場形成、そしてソフトパワー強化にもつながります。 堀井巌外務副大臣からも、ODAを通じた正規版コンテンツの提供支援は、日本コンテンツの海外展開促進につながるとの答弁がありました。 日本のコンテンツは、次の基幹産業になり得る大きな力を持っています。海賊版には厳しく対応し、同時に正規版を世界に届ける。引き続き、日本のコンテンツを守り、世界に広げる政策を進めてまいります。
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永遠の心の友💛愛しの友里子💛の お誕生日です🎂💕💕 私の人生はゆりちゃんに出逢えた事でとても彩りました🥺☺️✨✨ 人生の宝物だし、友里子思って泣ける位、心から本当に幸せになって欲しい人💗🥺 卒業ライブ最高の時間になりますように💕どんな時でも側にいてくれた♡ 心から大好き👭❤️ #みゆりりん#
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