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#松原タニシ# さん『#事故物件生活 恐い日常』(##二見書房)# サイン本が入荷しました!松原タニシさんありがとうございます。 ※取置・代引き不可。店頭販売のみ。 事故物件生活13年。その暮らしのすべてを初めて明かす。これまで25軒の事故物件で暮らしてきた生活のすべてを初めて一冊にまとめました
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PRタイムスに小池壮彦『怪奇の断片』(二見書房)のリリースが掲載されています。詳しい内容紹介とともに、おっかない写真、目次が出ていますので覗いてみてください。
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【職場がしんどい理由→“やっかいな同僚”8タイプ】 「不安を抱えた上司」「受動攻撃する同僚」「社内政治家」…対処法を知らないと消耗するだけ 自分を守るための具体策までまとめた必見インタビュー <書籍> 『困った上司・やっかいな同僚 職場のストレスに負けない人の考え方』 エイミー・ギャロ @amyegallo 二見書房
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【文庫】 『恐い旅 異界探訪記』 #松原タニシ# #二見書房# #二見文庫# 「事故物件怪談 恐い間取り」に続く松原タニシ氏書き下ろし最新刊📖 約2年間で200箇所以上の「異界」を巡った旅の記録をまとめた、実際に体験した不思議な話👻 #ららぽーと柏の葉#
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【パネル展開催中👻】 ~松原タニシさん、三冊連続刊行記念パネル展~ 松原タニシさんの三冊連続刊行を記念して、パネル展を開催しております!まだご覧でない方は、ぜひ当店3Fまでお越しください✨️ 新刊『事故物件生活 恐い日常』二見書房 の発売ももうすぐです…!! @tanishisuki @futami_books
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7月28日(火) 19時~ 『身体の美学入門』(中公新書)刊行記念  伊藤亜紗さん × 中村寛さんトークイベント 「いかに感性をデザインするか」 「大事なのは見た目ではなく内面」「多様性を認め個性を尊重するべき」とは言うものの、「きれいになりたい」と思い、美しいものを愛でる感性は間違っているのでしょうか。 伊藤亜紗さんの新刊『身体の美学入門』では、美学を手がかりに「感性」とは何なのかを丹念にひもときました。 このたび、デザイン人類学者としてさまざまな企業・デザイナー・経営者と社会実装をおこなう中村寛さんをお迎えし、刊行記念トークイベントを開催します。 感性における二つの側面(①根拠が言えない判断 ②人の魅力に惹かれるという力)を掘り下げ、「いかに感性をデザインするか」を一緒に考えます。 感性をめぐる優しい対話の場、ぜひご参加ください。
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📅 2月以降イベントスケジュール✅    🔻  🔻  🔻 📘 プレミアムヌードポーズブック発売‼️ 【【川越にこ プレミアムヌードポーズブック】】 ✨発売記念 お渡し会&特典会 開催✨ 🗓 発売日 :1月30日(◀︎既に予約受付中✨) 📍 イベント : 3月7日:12:00〜 🏢 会場. : 書泉ブックタワー 9階 👉 チケット情報・予約は ・「ライヴポケット」 (検索🔍orリンクからチェックしてね) ⸻————————— 2月6日(金曜日) 🏪 ラムタラエピカリアキバ       当店3F✨発見日 ⸻————————— 🌟2月7日(土曜日)#ラジオクロニクル# 【【🎙 単独公開収録ラジオイベント📻】】 予約: 直前まで受付中‼️ 時間: 一部12:00開始 / 二部16:00開始 内容: ラジオ公開収録&会場限定㊙トーク          🔻 “写真展の詳細・新たな活動スタイルを発表” ⸻————————— 2/8〜 ✈️ 台湾写真集ロケ 🇹🇼      “ 第4回目完結の道のりへ” ⸻————————— 🌟2月14日(土曜日)バレンタインDAY🍫♡ 【【 ラムタラエピカリアキバ リリースイベント】】 🎉 川越にこ 2周年祝い&バレンタイン 💝 場所:ラムタラエピカリアキバ店 住所:東京都千代田区外神田4-3-2     OAシステムプラザ東京本店ビル 時間: 17:00〜 ⸻————————— 🌟2月15日(日曜日) 【【🎮 ゲームオフ会 👑】】 ゲームタイトル名 『美少女全鑑☆キャンパス編』(美キャン) 参加費: 無料 時間 : 12:00〜16:00頃予定 参加者: 抽選 (20名様ほど) ※予約方法・詳細は後ほどお知らせします! ⸻————————— 🌟2月21日22日23日        (土・日・月(休日祝日) 【【🎊 川越にこ 2周年感謝祭🎊】】 👩‍🍳 料理人にこが全て手作りでお届けする   ファンの方に日頃の感謝を込めて   コース料理を振る舞います🥘 ※チケット枠は すでに完売 しております。 ※早めのキャンセルが出た場合、  再度予約可能になることがあります。 ⸻————————— ✨2月13日でデビュー2周年‼️ 一年の中でも特に大切な月なので 一緒に思い出つくろうね💕 会えるの楽しみにしてます♡
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# AIエージェントをソフトウェアに組み込むプラクティス # Dry-run & Commit|差分提示してから実行 🎯 LLMがハルシネーションしたパラメータで決済が走る。それ、dry-runで防げます。 Terraformの plan → apply と同じ発想をエージェントのツール呼び出しに適用。「何が変わるか」を見てから実行する二相プロトコルです。 🔥 解決する課題 LLMはハルシネーションで意図しないパラメータを生成することがあり、ツール呼び出しは副作用を伴います。この二つが掛け合わさると、存在しないリソースIDや桁違いの金額で不可逆な操作が実行されるリスクが生まれます。dry-runなしの直接実行では、人間が「エージェントが何をしようとしているか」を確認する手段がなく、問題は事後にしか検出できません。 💡 提案パターン 副作用を伴う操作を「計画(dry-run)→ 差分提示 → 承認 → 実行(commit)」の二相で行います。dry-runフェーズではシステムを一切変更せず差分だけを計算し、承認を得てからcommitフェーズで書込を実行します。承認方式はリスクに応じて段階化し、高リスクは人間承認、中リスクはポリシー自動検証、低リスクは自動承認とします。planにはTTLを設け、状態変化が起きていたら再生成を強制します。 ✅ 選定条件 使うとき: - 不可逆な操作(データ削除、外部API書込、課金処理)をエージェントが実行する - 誤操作が金銭的・法的・運用的な実害を生みうる - 差分を評価するための数秒〜数分の待機が許容される 使わないとき: - 全操作が読み取り専用の場合 - 全操作が可逆かつ低コストの場合(チャット応答生成など) - レイテンシ制約が極めて厳しく承認待ちが許容されない場合 ⚠️ 落とし穴 - planとcommitの間に状態が変わるTOCTOU問題があります。commit時に前提条件を再検証する設計が必須です - 外部APIがdry-runモードを提供していない場合は、パラメータ検証とシミュレーションで代替し「推定」であることを明示します - commitエンドポイントがplan IDなしで呼べると、dry-runを迂回できてしまいます 🔧 実装方針 - ツール実行をdry-run(差分計算のみ)→承認→commit(実行)の三段階パイプラインとして構成し、各フェーズを独立したエンドポイントに分離します - planオブジェクトに変更前後の値・影響範囲・ロールバック手順・前提条件のハッシュを含め、commit時に前提条件の再検証(TOCTOU対策)を行います - commitエンドポイントは有効なplan IDと承認トークンの両方を必須パラメータとし、直接呼び出しによるdry-run迂回を構造的に防止します - planにTTLを設定し、期限切れの場合は再planを強制することで、古い差分に基づく実行を防ぎます #AIエージェント# #ソフトウェアアーキテクチャ#
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转 打破這殼!——賓州州立大學迪金森法學院畢業演講 📷文 /肖國珍 2021-05-17 (欧洲之声 編者按)本文作者肖國珍在中國是位維權律師,來到美國短短數年,為了生活和扶養兩個稚齡女兒,很努力地打工賺錢,維持生活。去年8月她進入賓州大學法學院,不到一年的時間就取得優異成績,拿到碩士學位,並作為畢業生代表,在畢業典禮上致辭。肖國珍也曾擔任獨立中文筆會的秘書長,不辭辛勞,認真負責。當前美國社會出現仇視亞裔的現象,像肖女士這樣勤奮、勇敢、優秀的亞洲女性,正是對族裔偏見最有力的撥亂反正的一股力量。下面是肖國珍5月13日在法學院碩士博士班畢業典禮上的演講。 祝賀2021屆同學! 被Covid-19隔離了這麽久,我們終於聚集在一起,對不對?我們已經沈默很久了,讓我們鬧出點動靜來! 我們受夠了,對不對?感謝上帝,畢業的這一天終於來到了! 想像一下您可以告訴孫輩們的精彩故事。以這樣的方式開始:「遙想當年,我們不得不在法學院戴口罩,大家都見不到真面容——即使在畢業那天。」這就是為什麽我摘下面具,展示真容,即使真容不一定要美麗,但真的就是真的。 此刻你可能會想:一個亞裔女人,處於很多同學母親的年齡,為何不遠萬里,從另一個半球,來到迪金森法學院? 原因很簡單:我想打破那殼! 回顧我的人生,全都是破殼的歷程。一個又一個。 小時候,我最愛看小雞出殼,不禁感到神奇。世界上所有的鳥兒——哪怕飛得最高——也是破殼而出生。 我本是經濟師,曾經以為,世界上最枯燥無味的文字,莫過於法律語言。那麽,是什麽讓我脫殼而出、成為律師呢? 那是1990年代,一親屬涉嫌犯罪,但我們無力負擔律師費。唯一的解決辦法是成為一名律師。我只有3個月的時間為律師考試做準備,要學習的書有6032頁。我強迫自己每天閱讀200頁,壓力太大到我哭啊。我甚至沒有時間擦眼淚。 我很清楚為什麽我可以一次性通過律考:因為我要破殼的願望是如此強烈! 破殼的結果是: 第一,我發現法學語言是世界上最精美的語言,它是如此簡潔,如此優美,增一字則太長,減一字則太短。 第二,我的思維與思想有了一個飛躍:我才明白,我不知道我所不知道的。自此,我開始用「法眼」看天下。 經過幾年法律實踐,我認定律師是我最喜歡的職業,希望終身以此為業。我決定再次破殼——進入法學院深造(分享一個秘密啊:當我通過律師考試時,我沒有受到任何法律教育)。十九年前,在北京的法學院,我是數十名女同學中年齡最大的。今天,我可能是迪金森法學院最年長的學生——只是這次不分男女。 在北京的法學院這三年中,我創作了一部傑作——我的第一個女兒莫妮卡。 (她今天在現場。)這讓我只有兩年的時間來完成學業。我做到了! 當時,中國實施一胎化政策,禁止生育第二個孩子,我決定破殼,於是有了另一件傑作——我的第二個女兒朱莉婭。 中國政策如月亮,初一十五不一樣。十年後,中國開放二孩政策,有的地方政府號召:「讓全村每個女人都懷上二胎,是村支書不可推卸的責任」。感謝上帝,我有兩個孩子,不需要村支書幫忙。 在小說《教父》中,唐說:「一個提著公文包的律師,比一百個拿槍的強盜所搶到的錢還要多」。賺錢固然讓人歡喜;但我聽到召喚,又破了一個殼:我開始幫助那些走投無路、需要律師的人。這種服務他人的活動,使我離開中國,來到美國,然後——來到了迪金森法學院。 是啊,一路走來,一路破殼。 當對現狀不滿意時,我告訴自己:打破這殼! 當現狀很好時,我告訴自己:不要貪圖安逸,打破這殼! 📷5月13日肖國珍上台領取法學院的畢業證書。 來到美國後,「我有一個夢」在我心頭回響;自由女神像的光芒,又一次點燃了我的破殼之夢——學習美國法律。可是英語成了我最大的殼。我仍然在為講一口美式英語努力。今天傑出的在座的各位,都在幫助我破這個殼。 當我擔心自己的英語不夠好、怕耽誤大家時間而克制提問時,莫吉爾教授走到我的座位,對我說:「如果您有任何問題,請大膽問。沒有一個問題是小到不足一提的。」我意識到:迪金森法學院是我夢寐以求的學院。 當道奇院長在迎新會上說:「有任何困難,請來找我們——這是我們在這裏的職責所在。我們不希望有任何一個學生餓著肚子上床。”」我意識到:迪金森法學院是我夢寐以求的學院。 當這個國家發生仇視亞裔事件時,康威院長告訴我:「國珍,這就是你的名字,你的身份認證,你不要改名字,你要為你是亞裔驕傲。」我意識到:迪金森法學院是我夢寐以求的學院。 當格羅姆教授、科爾教授和阿克斯-福爾茲院長對我說:「即使你畢業了,你有任何需要幫忙的,也隨時可以找我。」 我意識到:迪金森法學院是我夢寐以求的學院。 莫裏斯教授,大概您沒有去計數:我們的通信,超過350封!你讓我知道:迪金森法學院是我夢寐以求的學院。 當我向同學請教,無一例外,每位都極盡熱情地幫助我,你們讓我知道,迪金森法學院是我夢寐以求的學院。 有時候,學習壓力也曾讓我哭泣。不只是您哭,我也哭啊,一如當年在中國考律師的時候。但是,這次不一樣了——你們與我同在,我不感到孤獨。 迪金森法學院滋養了我們。借此機會,我要感謝大家:感謝教授們、感謝所有工作人員和同學們,所有在現場和在線觀看的人。 在法學院的日子,也是我們人生的「孵化期」。那高飛的鳥能破殼,因為它會吸收從外殼吸收的鈣,使自己日益強壯。一堂課,一頁書,一場有趣的對話,都讓我成長。我相信:你也一樣。 從殼中孵出的小鳥,必須繼續生長,才能飛得更高。我們必須繼續成長——作為律師、作為公民。 林密無妨溪水過,天高不礙白雲飛。無論我們未來面臨什麽挑戰,我們都將找到解決之道! 腳步未及者,視野可及;視野未及者,心靈可及。唯有你想飛,你才能破殼。破殼之時,會有痛感;若不破殼,痛苦終生。一旦破殼,即是重生。 不要害怕殼外的未知事物。一旦打破這殼,您將成為高飛之鳥,翺翔在白雲之上! 打破這殼!哪怕它是你曾崇拜的偶像。 打破這殼!哪怕它曾是你的整個世界! 打破這殼!如果它是過時的法律。 打破這殼!如果它是不公正的制度。
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今度しばらくモンゴルに行くので、いろいろ予習している。以下、本書の感想。👉「あなたモンゴルでも行く?」。この一言から、給食調理の仕事をしていた著者の人生は大きく変わった。在モンゴル日本国大使館の公邸料理人となった著者が草原の食と暮らしを体当たりで綴ったエッセイが本書である。ぼくはこの本をひとつの文明論として読んだ。食は、その土地の自然と歴史のすべてが凝縮する場所だからだ。その土地の文化も思想も、食に表れるのである。 モンゴルの食文化には明快な体系がある。肉を中心とする赤い食べ物「オラーン・イデー」と、乳製品を中心とする白い食べ物「ツァガーン・イデー」の二分法だ。遊牧民は羊、山羊、牛、馬、ラクダの五畜を飼い、乳の出る夏は搾乳して乳製品を作り貯え、家畜が肥える秋に屠って冬は肉で越す。北里大学の有原圭三さんは東北畜産学会報の解説で、「モンゴルでは古くから食生活の中心に乳と肉が据えられてきた」と述べ、この二分法が今日でもモンゴル人の食生活の中心にあると報告している。季節のサイクルがそのまま食の体系になっている。夏は白、冬は赤。食卓に一年の時間が刻まれているのだ。 本書が鮮やかなのは、著者がこの食文化の合理性を、現地の人々との交流のなかで体感的に解き明かしていくところである。著者の友人はこう問うたという。草を食べた家畜の肉を食べているのに、なんでわざわざ野菜を食べるのか、と。面白い見方である。乾燥と寒冷のモンゴル高原では、人間が直接食べられる植物はほとんど育たない。しかし、家畜は人間が消化できない草を、肉と乳に変換してくれる。つまり、遊牧とは「人間が直接利用できない草原の膨大な資源を、家畜という装置を通して食に変える精緻なエネルギー変換システム」なのだ。 他方で、なぜ豚や鶏を飼わないのか。彼らは長距離の移動についてこられず、草ではなく人間と競合する穀物を必要とするからだ。五畜の構成すら、環境から合理的に導かれている。ぼくらが栄養学の常識と信じている「野菜を食べなさい」は、農耕地帯というローカルな環境の産物にすぎないのかもしれない。 ちなみに── 「カルピス」の名称は、牛乳に含まれる成分「カルシウム」と、仏教の経典に登場するサンスクリット語の「サルピス(熟酥・じゅくそ)」を掛け合わせて名付けられた。仏教における牛乳の精製過程「五味(ごみ)」の教えが深く関わっていて、かつてぼくも仏教書で同様の内容を読んだ。 創業者の三島海雲は僧侶でもあり、内モンゴルで出会った酸乳の美味しさと健康効果をヒントに飲み物を開発した際、この「五味」の考え方をヒントに取り入れ、4番目の段階である「熟酥(サルピス / sarpis)」をベースにし、当時流行していた「カルシウム」と組み合わせて「カルピス」と命名したのである。 さて、本題に戻ろう。 ここで、二項対立をひとつ立ててみたい。 モンゴルの食は野蛮か、合理か。 羊を屠るとき、遊牧民は胸を小さく切開し、手を入れて大動脈を握りつぶす。血を一滴も大地にこぼさないためだ。血は腸詰めにし、臓物も骨も余さず使いきる。都市に暮らすぼくらの目には衝撃的な光景かもしれない。だが、視点を変えれば、これほど命を丁寧に頂ききる食文化があるだろうか、とも思う。食品を毎日大量に廃棄しながら、屠畜の現場だけを残酷と呼ぶぼくらの感性のほうが、よほどねじれている。文化人類学者の小長谷有紀さんが繰り返し論じてきたように、モンゴルの乳加工は、乳の性質を経験的に知り尽くした精緻な知の体系だ。ヨーグルト、チーズ、乳酒、乳茶。冷蔵庫のない草原で乳を保存するために発酵と乾燥のあらゆる技術が磨かれてきた。野蛮どころか、そこには何百年もの科学がある。 著者は公邸料理人として日本の食材が乏しい環境で和食を作る工夫を重ねながら、同時にモンゴルの食の懐へ深く入っていく。マイナス30度の冬。人も家畜も、支え合わなければ生きられない世界。その厳しさこそが食への敬意を育てたのだと、読みながら何度も思った。安定的な食の環境がなかなかないからこそ、食への感謝は尽きないのだ。 ご関心のある方は、ぜひ本書を直に読んでみてほしい。 『まんぷくモンゴル!公邸料理人、大草原で肉を食う』鈴木裕子(産業編集センター)
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