◆ドンチッチのファールアピールと、河村選手
Yaxel Lenderborgのドンチッチへのコメント
NBAのリアルを知れるのは視聴者としては嬉しい反面、ルーキーが1試合目からこういう発言をするのはなかなか。
個人的には、NBAはプロであるし、同じくプロの審判に正確な笛を求めたり審判も味方にするような関わり方すらもバスケットボール(NBA)の一部なんだろうと思ったりしていますが、
これを「学生バスケ」に抽象度を落とした時に僕がいつも思うことは、とにかく学生バスケでのファールアピールをする”癖”は良くない。個人的に好きではない。
身長の弱さをカバーしたり、必要な場面でファールを誘ったり、FTをもらうことを否定するわけではないです。僕もプレイヤーの時は身長が小さいのでオフェンスチャージングをもらうのを自分の武器にしようと思ってルールの中で(非接触のフロップはしないで)倒れることはしていました。
でも、僕が好きではないのは、ファールアピールをした後に審判に文句を言って戻らない選手。あとは自らディフェンスの狭いところに行ってファールアピールしてTOにしてしまうプレー、ボール運びなどの場面でファールアピールをして空を仰いで視野がなくなってボールを失って相手に得点をされるシーン。
確かに確実なファールだろうなという場面も見てきました。でも、吹かれないケースも多い。特に学生バスケの中だと実力差がある相手(強者)との試合だと、フィジカル差で負けてるよね、っていう見方でそもそもファールが全く吹かれない試合も見てきた。そういう時にファールアピールをしても勝ちきれない。
僕は「ウォータードライブ」を
@TTKRCJ さんに教わってから、「ファールすらさせない上手さ」を知りました。相手の接触を、自らの推進力に変える。
僕が大和籠球、Princeton Offenseで目指している「賢者は強者に優る」を実現するためにも、このファールアピールについては「負けない技術」と「必要な場面で使える」という2つを身につけることが大事なんじゃないかと考えています。
例えば、河村選手はファールアピール(に見えること)をする時がありますが、使い時に無駄がないというか、TOに繋がらない場面でやっているような印象です。
(視聴者目線で現場のことを勝手に憶測することは良くないという前提のもの、あの身長であの世界で、あの短い時間で成果を出すために必要な”技術”なのだと思います)
河村選手は、
・ボール運びなど、TOから相手の得点につながる場面ではファールアピールしない
・最後のフィニッシュのところ(ステップを踏んだあたり)は、ファールアピールのような形で、あえて上を向いてファールをもらってバスケットボールカウントをとる
・ディフェンスでは、ファイトオーバーなど、きちんと正当に一生懸命守りながら相手の不必要な接触はちゃんと審判が気づけるように示す(あくまで守ることを前提にしたもの)
をしている印象があります。
※僕の個人的な見解
これと、自分のプレーの未熟さを隠すような形で審判に文句を言ってプレーを途中でやめてしまうのは全くの別物。
僕がなぜあまりファールアピールが好きではないかというと、ファールアピールをすると、自分のプレーの伸び代に気づけなくなるから。見えなくなります、自分がもっと上手くその場面でプレーできたんじゃないか?ということが。勿体ないなと思うし、自分が「ファールかどうか」という微妙なラインではなく、誰がどう見てもクリーンなプレーで相手を抜いたり相手を止めたり、スティールしたりしていなっていう気持ちです。
※最初の文章でも書いている通り、あくまでこれはドンチッチやNBAを批判しているものではありません。ドンチッチが良くない河村選手は優等生だとかそういう議論とかしたいわけでは1mmもありません(どちらも立場もプレースタイルも別)。学生バスケを見ていて、指導していて思うこと、僕も個人的なプレイヤーとしての目指したいことを、今回のNBAのことを引用してお話ししました。
相手の接触を、自らの推進力に変える
武学籠球「水のようなドライブ=ウォータードライブ」↓
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