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栂井理恵/Rie Togai
@rtogai
文芸エージェント/アップルシード・エージェンシー社長|作家と出版をつなぐ仕事を20年以上|契約・海外翻訳・二次利用から作家発掘まで|本づくりの舞台裏をnoteで発信|津原泰水著作権管理:@ytsuhara_info
参加 July 2009
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宮野真生子、磯野真穂の往復書簡『急に具合が悪くなる』を読んでいるのですが、第3章で宮野さんが触れる 九鬼周造の偶然性論が「小説を書く/読む」ことにも通じるように思った。 読者は、物語の中に因果関係や法則を見つけようとする。「次はこうなるだろう」と予測する。その予測があるからこそ、思いがけない出来事に驚き、心を動かされる。 だから書き手は、偶然を考える前に、丁寧に因果を積み上げて「必然」を設計しなければならない。読者の予測を作り、その予測を超える。ただ、そこで起きる「偶然」は、書き手が意図して生み出すものばかりではないかもしれない。そのなかに、物語の面白さがある。
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