ジョン・コルトレーンは今月生誕100周年を迎えました。マイルスと同じ年に生まれたんですね。それに因んで今月はコルトレーンとマイルスが共演したアルバムを続けてご紹介します。今日は熱い演奏が繰り広げられるこのライブ盤です。
アルバム紹介:『ジャズ・アット・ザ・プラザ』
マイルス・デイヴィスのリーダーシップのもと、求道的なジョン・コルトレーン、豪放磊落なキャノンボール・アダレイ、耽美的なビル・エヴァンスという、それぞれ猛烈にキャラクターの濃い面々が一丸となって創造に取り組んでいた時期のライヴ・レコーディングです。場所はニューヨークを代表する高級ホテル「ザ・プラザ」の宴会場。デューク・エリントン楽団、ビリー・ホリデイ、ジミー・ラッシングらとステージをわけあったそうですから、この日のマイルス・バンドは“若手気鋭代表”“最新のジャズ代表”的ポジションだったと思われます。当時の十八番というべきレパートリーが4曲収められていますが、とくにお勧めしたいのは「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。マイルスとエヴァンスが共演した同曲の、公式では唯一の記録でもあり、演奏の素晴らしさはもちろん、貴重性においても特筆されます。この6年後にマイルスが録音した同曲(ピアノはハービー・ハンコック)と聴き比べるのも一興でしょう。
♫ My Funny Valentine (アルバム『Jazz At The Plaza』収録)
(TEXT:原田和典
@KazzHarada )
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