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【ちょっと長文】(日本語は中国語の次) 我的追蹤者裡也有不少台灣人,大家如果有空可以來看看,但記得先深呼吸一下,再認識不同角度的解讀喔😅 tag我,希望我看投稿,看一看突然的暴言攻擊真的有點太刺激了…… 💦對方可以暴言,我選擇不看就好。可以封鎖我,眼不見為淨,生活會平靜一點。 ◆關於阪急這件事: 台灣人寄出的信件內容算是理性,沒有攻擊字句。跨平台分享發生這事情,如果有同感的人想加入的話,自己判斷,沒有強迫大家。做法有改善空間,歡迎理性討論。 強調「如同小粉紅、干涉內政、拉低台灣人形象」,搭配上針對我的難聽字句,綜合起來,我是覺得已經不是在針對事情本身想進行溝通了。 支持台灣,同時也想更了解台灣人怎麼想、怎麼感受,我蠻推薦去Threads看看台灣人的投稿(超多人使用Threads,可以獲得更廣泛的聲音)。向台灣人發問,也會得到很多回應~(長住台灣也是一個方式w) 網路暴言我就不仔細看了。 明天我還活不活著,說這些話的人也不會在意。 我把時間拿去睡覺,明天繼續當一條活龍✌️ 私のフォロワーにも台湾人の方がたくさんいるので、違う角度からの解釈を知るきっかけになるかなと思います。よかったら見てみてください!ただ、まず深呼吸してからね〜 tagされて投稿を見に来たら、突然の暴言攻撃が本当にちょっと刺激強すぎました……💦 相手が暴言を吐くのは自由ですが、私は見ない選択をします。ブロックしていただいても構いませんよ。目に入らなければ生活が穏やかになります。 ◆阪急の件について: 台湾の方々が送ったお問い合わせの内容は理性的で、攻撃的な言葉は使われていません。この件をThreads以外のプラットフォームで共有するのは、同感する人が自分で判断して参加したい場合は自由ですが、強制ではありません。方法に改善の余地はあると思いますので、理性的に議論できればと思います。 ただ、「小粉紅のような行為」「内政干渉」「台湾人のイメージを下げる」といった点を強調し、私個人にもきつい言葉を向けられたことで、もう事柄そのものについて理性的にコミュニケーションを取る段階ではなくなっていると感じます。 台湾を応援するなら、台湾人がどう思っているか、どう感じているかをより理解したい場合、Threadsで台湾人の投稿をたくさん見てみることをおすすめしますよ(Threadsを使っている台湾人が本当に多いので、より幅広い声に触れられます)。台湾人に直接質問したりすると、たくさん返事が返ってきますよ〜 (長く台湾に住むのも一つの方法ですねw) ネット上の暴言や攻撃はもう細かく見ませんよ。 明日私が生きていようがいまいが、これを言った人たちは気にしないでしょう。 私はその時間を睡眠に充てて、明日も元気に頑張ります⸜(◍´˘`◍)⸝
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元警察官として言う。 110番してはいけない通報がある。 知らないと、損をするのはお前だ。 鍵が開かない。 鍵屋だ。110番じゃない。 道に動物の死骸がある 自治体だ。役所に電話してくれ。 隣の家がうるさい。 まず管理会社か、自治体の相談窓口だ。 笑い話に聞こえるか? 笑えないんだよ。 なぜか。教える。 110番には、絶対の優先順位がある。 緊急の通報が入れば、警官はそこへ飛ぶ。 組織の方針だ。逆らえない。 で、何が起きるか。 昔、夜道で男に尾けられた、と怯えて相談に来た女性がいた。 震えてた。家の周りを見回る、と約束した。 それは、本物の警察案件だ。 だが、その夜に「鍵が開かない」の110番が入った。 俺は、そっちに飛ばされた。 彼女の家は、回れなかった。 一度じゃない。それが続いた。 そして、ある日、気づいた。俺は、彼女の家を忘れてた。 見捨てる気なんか、なかった。 怯えた顔も覚えてた。 なのに、くだらない通報に毎日振り回されて、記憶から、こぼれ落ちてた。 今でも、思い出すと、腹の底が冷える。 いいか。ここからが本題。 緊急の顔をした、緊急じゃないもの。 それが、本当に大事なものを、後ろへ押しやる。 これ、110番だけの話か? お前の会社を思い浮かべろ。上司の思いつき。急に降ってくる「今すぐ」。誰も読まない資料。 それに追われてる間に、お前が前から「これは大事だ」と思ってた仕事は、二番手、三番手に回されてないか。 そして、いつか、忘れてないか。 何が大事だったかすら。 お前のせいじゃない。 そういう設計なんだ。緊急なものが優先される。 当たり前の顔をして。 だが、一個だけ聞かせてくれ。 お前が今、後回しにしてる「本当に大事なこと」は、何だ?
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それと!緊急報告!コスホリ!Cosholic! 7/15 コスホリ in G07-08 @Chloekey0429 @xuxu0330 と一緒に!✨ 元々登録するのを忘れてしまいましたが、cloeちゃんとxuxuちゃんが誘ってくれて、一緒にブルアカのC&Cメイド隊をコスプレする予定です 🥺✨ コスナビで展示したそれそれ一枚しかないレアなサイン付パネルも持ってきます❣️ 個人撮影 一部 15:15 アスナ学生服ver 二部 18:00 アスナ バニーガール 3人揃っての集合撮影チャンスもあります ぜひお見逃しなく! 💕
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テーマ「推しと双眼鏡と、2階席」 人は欲深い生き物だ。 「足る」を知っていても、「欲」を捨てられない。 舞台は本来、全体を眺めてこそ成立する芸術で、 例え今夜のように急な2階席であっても、その構造や空気ごと味わうのが正解だと頭では分かっている。 それでも推しがいると、理性は簡単に負ける。 表情、視線、瞬き。 物語ではなく「存在」を見たくなって、双眼鏡に手が伸びる。 一度、個に焦点を合わせると、全体はもう戻らない。 終演後に残るのは、 「もっと引きで、ライブという体験を受け取るべきだった」という後悔。 だが、もし双眼鏡を持たなかったなら、 今度は「もっと近くで見たかった」という別の欠落が生まれる。 満足とは、常に選ばなかった可能性を引き連れてやってくる。 結論はひとつ。 良席を当てよ。 双眼鏡はほどほどに。 表情は配信に委ねよ。
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『魔法少女まどか☆マギカ』暁美ほむらのビジネススキルを『令和の虎』榊󠄀原清一が評価、雇用を検討してみた。 結果は100点中67点。 結論は不採用。 ■採点詳細 ・メンタル:9点 ・即戦力:10点 ・地頭の良さ:9点 ・コミュ力:2点 ・報連相:1点 ・学習スピード:10点 ・必達力:9点 ・カリスマ性:3点 ・効率性:10点 ・採用したい度:1点 ビジネススキル:67点 / 100点 実務スペックは完璧。 しかし、組織の方針ではなく、個人的なただ一つの目的のために動く。このリスクが、不採用の理由である。 10項目の評価から、本質を捉える。 長文のため、動画でもまとめました。 1.メンタル 9点 常軌を逸した執念の持ち主である。 鹿目まどかの救済。 このただ一つのKGIのために、100に迫る時間のループを繰り返し、仲間がどれほど凄惨な最期を遂げても心を折らなかった。 常人なら一瞬で潰れる重圧に耐え抜く。 ただ、精神の安定がまどかの動向に完全に左右される依存性を考慮し、1点減点した。 2.即戦力 10点 時間を止めて自分だけが動ける固有能力は、急な締め切りやトラブル対応で反則級。 さらに、幾度ものループであらゆる修羅場を経験済みのため、どんな事態にも「対処済み」の状態で臨める。 教育コストはゼロ。どこに配置しても、初日から想定を超える成果を出す。 3.地頭の良さ 9点 極めて明晰。最強の敵ワルプルギスの夜を相手に、大量の重火器をただ撃ち込むのではなく、牽制から誘導、集中砲火まで、段階を計算し尽くした作戦を一人で組み立て、実行する。 この緻密な戦術構築力は、並の人間に真似できるものではない。 感情に流されず、常に冷静な計算で最善手を打つ。 4.コミュ力 2点 厳しい。誰も信じない、誰にも頼らないと決めてからは、 冷たく突き放す態度を崩さない。 仲間に危険を警告するときも、高圧的で言葉が足りず、かえって不信感を抱かせてしまう。 周囲との摩擦を生みやすい。 5.報連相 1点 これは致命的。話しても理解されない、むしろ状況が悪化すると判断し、魔女化の真実も、迫りくる危機も、仲間に一切共有しない。 全てを一人で抱え込み、独断専行で問題を処理しようとするため、マネジメント側からは最も状況が見えない。 6.学習スピード 10点 元は体力も学力も低い、引っ込み思案な少女だった。 それが、たった一人で生き残るために、独学で爆弾を自作し、暴力団事務所や自衛隊から手に入れた拳銃やロケットランチャー、果ては大型ミサイルまで、完璧に使いこなすようになった。 未知の技術でも、必要とあらば一瞬でモノにする学習能力の持ち主である。 7.必達力 9点 まどかを救うという目標へのコミットメントは、凄まじいの一言。 何十年分の時間を費やしてでも、必ず果たすという執念は本物。 ただ、世界最強の敵を相手に、たった一人で挑み続けても、 あと一歩届かなかった瞬間があった。 これは評価というより、ほむら自身が、誰よりも悔しがっているはず。 その想いを汲んで、あえて1点だけ減点した。 8.カリスマ性 3点 人を惹きつけ、組織を率いるタイプではない。 むしろ、その冷徹なオーラは周囲に警戒心を抱かせる。 本人も、誰かに理解されることも、ついてこられることも望んでいない。 ただ一人で戦うことを選んだ、孤高の一匹狼である。 9.効率性 10点 無駄な会話も、無駄な人間関係も、一切持たない。 目的に直結する行動だけを、最短距離で実行する。 戦闘でも、時間を止めて大量の重火器を配置し、解除と同時に一斉着弾させて瞬殺する。 最小の手数で最大の成果を出す、タイパの極致である。 10.採用したい度 1点 不採用。 能力も学習スピードも、本音では今すぐ採用したいほどである。 しかし、ほむらの行動原理は、まどかの幸せ、ただ一点。 会社の利益には、1ミリも興味がない。 もし会社の経営計画とまどかの安全が衝突したら、迷わず会社を捨てるか、時間を巻き戻して、 我が社が存在した事実ごと消し去るだろう。 残念ながら、私の器でコントロールできる人ではない。 ●総評 暁美ほむらの凄みは、自分の弱点を補うために、現代兵器を独力で調達し、それを強力なアセットとして、たった一人で管理し運用してきた、その尋常でない執念にある。 正直、経営陣に何の相談もなく、裏で大量のミサイルを抱えている社員は、怖くて雇えない。 ですが、それでいい。 ほむらは、組織の鎖に縛られるような人ではない。 ただ一人の大切な人のために、その無限の時間を捧げ続けてほしい。私はそう思っている。
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村上春樹『夏帆』読了 この作品を読み終えたあと、村上春樹は「物語そのものを読者に批評させる小説」を書こうとしたのではないか、という考えが頭から離れなかった。 「善き物語には、必ず何かしらの有用性が含まれている」 登場人物から何度か印象的に語られる、ヴァルター・ベンヤミンのこの一節を中核に置くことで、この淡い夢のような美しい作品がまた違った輪郭を見せはじめる。 モチーフ同士が接続されすぎず、かつ多用されていることで、ややコラージュ感が強い。 そのため、読者はこの物語の解釈のため、象徴の柱を繋ぐ梁を補いながら読み解きを進めることになる。 一つの物語を完結させるよりも、配置された象徴や引用そのものを鑑賞対象とする点で、本作は現代アートのインスタレーションに近いのかもしれない。 ※以下重要なネタバレを含みます。また、特殊なファンタジー観のある作品のため、未読の方は困惑されるかもしれません※ 一見、「無益」な展開が延々と続き、しかも多くが「収束」しないーー わたしはこの作品に、「産む存在」としての「母性」への三重写しの侵食を見た。 第一に、クライマックスシーンの「母殺し」(実際は母に取り憑いた「シロアリの女王」を「とくべつな包丁」で刺すのだが)。 第二に、物語を産む「母」として主人公の絵本作家を描き、その変容を描いた点。 第三に、「物語」を産む作者もまた、読者に意味を与える母のような存在であることに着目することで、物語は有益である、有用性を持つというベンヤミンの言葉へのアンチテーゼともなりうる点。 この、あえて閉じないような構造はどう解釈すればいいだろう? そう立ち止まって考えたくなる箇所がいくつもあった。 たとえば、作中で登場する象徴の配置について。 ありくい、シロアリの女王、ジャガーとブラジルのジャングルの住人が並ぶところに、急に「守護天使」が登場する。 ブラジル神話的な動物群像の中へ突然キリスト教的な「守護天使」が現れるため、個人的には象徴体系が一瞬途切れたように感じられた。 また、主題となる「母殺し」を中核に添えているものの、母親の存在自体がやや唐突に現れ始める印象がある。 その結果、最初、どこかわたしにはこの作品が増築を重ねた家屋のトタン屋根のようにも映ってしまった。 そこで、もしもわたしがこの作品に手を加えるとしたならば、どう改稿するだろうか?と考えてみた。 まず、主題をより深く響かせることを意識して、「産む者」としての主人公の描き方を厚くするだろう。絵本作家の葛藤を冒頭早めの段階から入れ込む。 神話体系をより統一するなら、「守護天使」というキリスト教的記号ではなく、ブラジルの精霊信仰に属する存在へ置き換えることも考えた。 そこで、はっと気づいた。 この解釈の余白こそが、この作品の設計そのものなのかもしれない。 刊行直後から、SNSでは彼の過去作品の文脈を参照しながら、丁寧に作品を読み解いていく投稿が昼夜流れてきた。 そのたびに、読者たちの真摯な批評姿勢と、美しい日本語の綴り、そして繊細な感性に驚嘆してしまった。 そう考えると、本作の「あえて閉じない構造」が別の輪郭を帯びはじめてきた気がした。 彼の世界観に魅せられ、ブラジルのジャングルに迷い込んだ読者たち。 対話型かつ批評姿勢のある読者コミュニティを抱えていること自体が村上春樹という稀有な才能のひとつの証明になるかもしれない。 ひとりの作家を巡るコミュニティとして、あまりに理想的すぎる。 熱帯のジャングルには、時折、境界を揺らす幻が立ちのぼる。 容赦ない灼熱の日差しが見せる陽炎、あるいは遠くの輪郭を溶かす雨上がりの薄霧。 道に迷い、途方に暮れたとき、ふとわたしたちは説明のつかない何かに魅了されることがある。 そんな村上春樹の世界観が、そして彼を愛してやまない人たちの繊細な読み解きや言葉の綴り方が、心から好きだ。 願わくば、この広大なジャングルへ密かに棲みついてしまいたい。 #村上春樹# #夏帆#
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原発事故時の損害賠償責任を誰が負うのか US and Japan clash over meltdown liability in $40bn nuclear power deal   @financialtimesより 詳細なサマリー この記事は、日米間で合意された総額400億ドル規模の米国内原子力発電プロジェクトが、原発事故時の損害賠償責任を誰が負うのかという問題をめぐって行き詰まっていることを報じている。問題の核心は、日本側が資金提供者にすぎないにもかかわらず、米国内で炉心溶融などの重大事故が起きた場合、JBIC(国際協力銀行)やNEXI(日本貿易保険)などの日本側機関が法的・財政的責任を負わされる可能性を排除できない点にある。 1. プロジェクトの政治的背景 高市早苗首相は2026年3月の訪米時、テネシー州およびアラバマ州で次世代の**小型モジュール炉(SMR)**を建設するため、日本が資金と産業協力を提供することで合意した。 この原発案件は単独のエネルギー政策ではなく、日本が米国に対して約束した総額5,500億ドルの対米投資枠の一部である。日本側はこの巨額投資を約束する代わりに、トランプ政権の「解放の日」関税政策のもとで、日本からの輸出品に課される関税の引き下げを得たとされる。したがって、この原発プロジェクトは、エネルギー協力であると同時に、日米関税交渉の対価として設定された政治案件でもある。 2. 最大の争点――事故責任を日本側が負うのか 米商務省は日本側に対し、JBICなどの日本の金融機関が原子力事故の責任を負うことはないと口頭で説明している。ラトニック商務長官自身も、日本には責任が及ばないと保証したとされる。 しかし、その保証は、法的拘束力を持つ正式な文書にはなっていない。責任免除を契約や法律上どのように明文化するかについては、複雑な規制協議が必要であり、解決まで数か月、場合によっては数年かかり得るという。 つまり、日本側にとっては、米政府の政治的・口頭の保証と、裁判や事故処理の際に実際に通用する法的免責との間に大きな隔たりがある。日本は、後者が確保される前に資金を拠出することを警戒している。 3. 日米の原子力損害賠償制度の違い 交渉を難しくしているのは、日米の原子力事故責任制度が異なることである。 日本では、原則として原子力発電所の運転事業者が事故に対する責任を集中的に負う。これに対して米国では、財政的責任が発電所の所有者を含む、より広い範囲の関係者に分散され得る。 この制度差のため、日本側は「自分たちは運転主体ではなく、単なる融資者・資金提供者だから責任を負わない」という米側の説明だけでは十分でないと考えている。日本側交渉関係者は、法的には日本側が責任の対象から除外されておらず、どのような法的手段で免除されるのか分からないと述べている。 4. 米政府の主張 米商務省は、日本側には責任が生じない理由として、プロジェクトの所有・運営構造を挙げている。 米側の説明によれば、 日本はプロジェクトに資金を提供するだけで、原子炉を運転しない 原子炉は米国の連邦所有地に建設される プロジェクトは米国政府が100%所有する したがって、日本側が原発事故の責任主体となることはないという論理である。 また米商務省側は、日本から正式な書面保証を求められたことはないとも主張している。7月15日には商務省の弁護士3人が、日本側が責任を負わない理由を文書形式のプレゼンテーションで説明し、その場で日本側から質問は出なかったという。 ここには、日米双方の認識の食い違いがある。米側は「すでに十分説明した」と考えているが、日本側は「説明と法的免責は別物だ」と考えているのである。 5. 福島事故の経験が日本側を慎重にしている 日本にとって、外国政府の原子力事業に関連して事故責任を引き受けることは、きわめて政治的に敏感である。 その背景には2011年の福島第一原発事故がある。記事によれば、福島事故の廃炉および損害賠償の費用は、推計で23兆4,000億円、約1,440億ドルに達している。 今回の案件は400億ドル規模であるが、ひとたび重大事故が起きれば、事故処理費用がプロジェクトの投資額をはるかに上回り得ることを、福島事故の経験が示している。このため、日本側は単なる形式的保証ではなく、法的に確実な責任遮断を要求している。 6. SMRそのものの技術的・商業的不確実性 この案件で建設される予定のSMRについては、現時点で西側諸国に商業運転中のものが一基もないと記事は指摘する。 したがって、事故責任だけでなく、 実際に予定どおり建設できるのか 建設費がどの程度膨らむのか 安全性が実証されているのか 商業採算性が成立するのか という不確実性も大きい。 つまり、日本側が負うリスクは原発事故だけではない。新技術の初期導入に伴う工期遅延、コスト超過、規制審査、技術的失敗などのリスクも含まれる。 7. 5,500億ドル投資構想全体の停滞 原発責任問題は、日本の対米投資計画が直面する複数の障害の一つにすぎない。 記事によれば、米側が提案した案件について、日本の産業界の多くがプロジェクトの主導役を担うことを拒んでいる。また交渉過程が不透明であるため、日米双方の当局者が、いつ資金拠出期限が発動するのかを把握できない状態にある。 この投資枠は形式上は巨額だが、実際にどの案件へ、どの条件で、いつ、誰が資金を出すのかが固まっていない。投資合意の政治的発表が先行し、契約、責任分担、事業採算性の確認が後追いになっている構図である。 8. 天然ガス火力案件との違い 高市首相は原子力案件と並び、総額330億ドルの天然ガス火力発電所2件も発表している。 ガス火力については、米商務省が最近、日本側に正式な資金拠出要請を出した。一方、原発については、日本側が責任問題の解決を資金請求の前提条件としている。 この差から分かるのは、日本政府が対米投資そのものを拒んでいるのではなく、原子力に固有の無限定な損害賠償リスクを特別視しているということである。 9. 「トランプ・スピード」への圧力 日本側当局者は、11月の米中間選挙前に第3弾のプロジェクトを発表するよう、「トランプ・スピード」での対応を求められているという。 米側が第3弾として提案しているのは、 半導体工場 石油・天然ガス輸出ターミナル などである。 しかし、日本側はこれらの案件についても商業的な採算性を懸念している。投資案件が市場原理や事業性よりも、米国の選挙日程や政治的成果の演出によって急がされている可能性が示唆される。 10. 資金拠出条件をめぐる日本側の抵抗 日本は資金提供の方法についても、当初合意からの修正を求めている。 当初は全額を一括で提供する想定だったが、日本側は段階的な資金拠出を交渉し、米国が資金を請求できる回数を年間最大4回とする仕組みを求めている。 これは、日本側が事業進捗を確認しながら資金を出し、リスクを管理しようとしていることを意味する。全額一括拠出では、事業が頓挫した場合にも資金回収が困難になるためである。 11. 米金融機関とNEXIの関与 第2弾案件の資金調達には、シティやモルガン・スタンレーなどの米銀も初めて参加する見込みである。 ただし、その融資には日本の輸出信用機関であるNEXIの保証が付く予定とされる。これは形式上、米銀も資金を出すものの、債務不履行などが生じた際の信用リスクの相当部分を日本側の公的保証が支える可能性を意味する。 したがって、米国の官民共同事業のように見えても、実質的なリスクが日本の政府系金融・保険機関に集中する設計になっていないかが重要な論点となる。 記事全体の含意 この記事が明らかにしているのは、日米対立が単なる契約上の技術問題ではないということである。 第一に、5,500億ドルの対米投資という政治的合意が、具体的な事業性や法的責任の検討に先行している。日本は関税引き下げを得るために巨額投資を約束したが、個別案件の採算性、安全性、責任分担は未確定のままである。 第二に、米側は「日本は運転者ではないから責任はない」という事実上・政治上の説明をしているのに対し、日本側は「法律上、責任追及を完全に遮断できるのか」を問うている。両国は異なるレベルの保証を問題にしている。 第三に、この投資枠には、民間の経済合理性よりも、関税交渉、米国内の雇用創出、中間選挙前の成果発表といった政治的動機が強く作用している。 第四に、日本側の公的金融機関が資金と保証を提供する一方、事業の所有権と運営権は米政府側に置かれる。この構造では、日本は事業を支配できないにもかかわらず、金融上のリスクだけを負うおそれがある。 要するに本件は、日本の対米投資が、投資というよりも関税引き下げと引き換えにした政策金融的な負担になり得ること、そして原子力分野ではその負担が事故賠償という潜在的に無限定なリスクにまで及びかねないことを示している。
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