【狂気と美学の終着駅――】
『サンタ・アガタの断罪』
本作は人間のエゴと狂信、そして「処刑の美学」をテーマにしたダークファンタジー・ホラーアドベンチャーです。
「鬱要素」を含むダークな作品ですが、その容赦のない絶望的なストーリーが多くのゲーム実況者の目に留まりました。
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■物語のあらすじ
『サンタ・アガタの断罪』は、敵対する2つの地域と、そこで生きる2人の主人公の視点から描かれる戦争と処刑の物語です。
都市の軍勢は圧倒的な武力で「泉の村」を蹂躙し、捕らえた村人たちを次々と処刑していきます。
恐ろしいことに、領主ノアをはじめとする都市の支配者たちが村人を処刑する際、その「処刑方法」には異常なまでの明確な基準とこだわり(美学)が存在していました。
プレイヤーは、都市側の人間であるゼフィと、村側の人間であるアガタという2人のキャラクターの視点を交互に切り替えながら、この残酷な日々を過ごしていくことになります。
迫り来る戦火のなかで「平和な世界」を願い抗う者たちと、狂気を孕んだ美学のもとに断罪を進める者たち。それぞれの思惑が交錯するなか、戦いは衝撃の結末へと向かっていきます。
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■ゲームの主な特徴
・「W主人公」による多角的な視点
プレイヤーは、侵略する「鐘の鳴る都市」のゼフィと、侵略される「泉の村」のアガタという2人の視点を交互に切り替えて進めます。一方的な悪や正義ではなく、それぞれの立場から戦争の残酷さと不条理さを体感する構造になっています。
・狂気とこだわりが詰まった「処刑の美学」
本作の最大の特徴は、領主ノアをはじめとする都市の支配者たちが、捕らえた村人を処刑する際の「方法」に異常なまでの基準とこだわり(美学)を持っている点です。ただの虐殺ではなく、独自のルールに基づいた「断罪」が行われる世界観が、プレイヤーに強烈な印象を与えます。
・美しくもダークな「イベントスチル」
作者自身の手によって描かれるイベントイラスト(スチル)が非常に豊富です。シリアスで容赦のないダークなストーリー展開と、その残酷さを引き立てる耽美的で美しいアートワークのギャップが、作品の没入感を大きく高めています。
・「サンタシリーズ」の集大成
本作は、同作者が長年展開してきた「サンタシリーズ」と呼ばれる一連のフリーゲーム群の最終作です。過去作から散りばめられていた世界の謎や、キャラクターたちの因縁がひとつの結末へと収束していく、重厚なグランドフィナーレとなっています。
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■配信プラットフォーム
・フリーゲーム夢現(DL版・ブラウザ版)
・BOOTH(DL版)
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