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退職で"損する人"と"得する人"の差は「知っているか」だけ──退職代行モラエル、『退職まるごと安心ガイド(全4冊)...
【保存推奨】 独立や副業を考える人が、最後に必ずぶつかる「結局、私には何が売れるの?」にお答えします。 そもそも会社員として過ごした時間は、独立する側から見ると値札を貼り忘れた宝の山みたいなものです。会社の中では当たり前すぎて誰も褒めてくれなかったものを具体的に挙げていくと、 ・電話の取り次ぎで鍛えた、初対面の3秒で空気を読む力 ・議事録づくりで身についた、話を一枚に要約する技術 ・上司への報告で染みついた、結論から先に言う癖 ・毎朝の挨拶回りで育った、名前と顔を一致させる記憶 ・後輩指導で気づいた、相手が「できない理由」を言葉にする力 ・飲み会の幹事で身についた、人数と予算を同時にさばく段取り ・異動のたびに覚えた、知らない集団に数日で馴染む適応力 ・稟議を通すために磨いた、決裁者が気にする一点を先読みする勘 ・取引先との雑談で貯まった、業界の"裏の相場観" ・クレーム対応で作られた、怒っている相手を落ち着かせる胆力 ・接待で身についた、店選びと席次だけで信頼を渡す細やかさ ・満員電車の通勤で鍛えられた、理不尽に折れない心の筋肉 ・社内政治を生き抜いて得た、誰に話を通せば物事が動くかの地図 ・経費精算や年末調整で、いつのまにか触れていた数字とお金の基礎 ・「あの人に聞けば分かる」と頼られてきた、社内での小さな信用 ・部署をまたいで飲みに行って作った、"弱いつながり"の名簿 ・上司の無茶ぶりに応え続けて身についた、ゼロから調べて形にする力 ・長い会議に耐えて得た、退屈の中から要点だけ抜き取る集中力 共通しているのは「会社の中では当たり前すぎて誰も値札をつけなかった」か「お金をもらいながら、いつのまにか身についていた」ものです。 対人、段取り、信頼。この3つに関わる経験は、そのまま外でも通用する。まず棚に出すべきは、ここ。 自分の職種で覚えたことだけが武器だと思っている人には、その周りにこそ、値札のついていない資産が眠っていることを知ってほしい。 今、副業やフリーランスを視野に入れる人は4割にのぼると言われます。そしてAI時代に価値が上がると言われているのは、AIには代われない"対人能力"のほう。皮肉なことに、あなたが「ただの雑用」だと思ってきた経験ほど外に出たとたんに値がつく。消費される側から選ばれる側に回れる余白は、たぶん今がいちばん大きい。 これから一歩を踏み出す誰かの棚卸しに参考になったら、いいねとブックマーク、リポストをいただけたら嬉しいです。
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社会保障には、困窮してから助けるだけでなく、困窮しにくい人を育てる役割もある。若い時期の教育、職業訓練、働きながら学び直せる仕組みに公費を投じる。これは将来の納税者を育て、生産性を高める社会全体の先行投資である。だが人間は、良い政策を見つけると、すぐ万能薬にしたがる。学び直せば、誰もが高所得になれるわけではない。病気や障害を抱える人、家族を介護する人、育児で仕事を離れた人、産業そのものが衰退した地域に暮らす人もいる。 そうした人へ「学び直さなかった自己責任だ」と言えば、事前投資という希望は、困窮者を裁く新しい物差しに変わってしまう。 教育と救済は、どちらか一方ではない。 人間社会を呼吸させる二つの肺である。 所得や資産をデータで把握し、必要な給付を申請前に届けるデジタルガバナンスも有効だろう。 生活が苦しい人ほど、複雑な書類をそろえ、何度も窓口へ行く余力がない。助けを求める声を待つのではなく、制度の側から手を差し伸べる発想は正しい。 しかし、国民の財布だけを透明にして、国の財布を曇りガラスの向こうに隠してはならぬ。 何のためにデータを集めるのか。 誰が閲覧できるのか。誤った判定を訂正できるのか。 不正利用を誰が監視するのか。 税金が何に使われ、どんな効果があったのか。 そこまで公開して初めて、監視ではなく信頼になる。 外国人材との共生も同じ。 人手不足を埋める安価な労働力として扱えば、日本人の賃金まで押し下げ、社会の分断を深める。国籍にかかわらず、同じ仕事には相応の賃金、安全、教育、地域参加の機会を保障しなければならない。 現役世代と高齢者、日本人と外国人、納税者と受給者を敵同士にすれば、責任を逃れたい者だけが得をする。 今日の若者は明日の高齢者であり、元気な納税者も明日は病気になるかもしれない。 社会保障とは、弱い誰かを養う制度ではない。いつか弱くなる自分へ、元気な時の自分たちが送る仕送りである。 猫でも、寒い夜、仲間と身を寄せれば、一匹では耐えられない冷気にも耐えられることは知っている。 国家も同じではないか。 この国が立て直すべき最初の資本は、税率でも新技術でもない。 「真面目に生きていれば、困った日に見捨てられない」 国民がそう信じられる心である。 信頼とは、政府が国民に要求するものではない。政府が誠実さを積み重ね、国民から預けてもらうものなのだ。
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善悪の感覚はどこから生じているのか。それは、進化の過程でぼくらの体に刻み込まれたものなのだろうか。本書がまさにその謎に挑む。たとえば血縁選択の理論では、利他行動は「血縁者を助けることで自分の遺伝子を残す戦略」として説明された。だが、著者のウィルソンは晩年、この血縁選択だけでは説明しきれないものがあると考えるようになる。そこで持ち出したのが、「群選択」あるいは「マルチレベル選択」という考え方だった。 その主張はこう要約できる。 進化は個体どうしの競争という一つのレベルだけで進むのではない。集団と集団の競争という、もう一つのレベルでも進む。集団の内部だけを見れば、利己的な個体のほうが得をする。ズルをする者、タダ乗りする者が有利だ。しかし、利他的な個体を多く含む集団はまとまりができ、利己的な個体ばかりの集団との争いに勝つ。つまり、個体のレベルでは利己が勝ち、集団のレベルでは利他が勝つ。この二つの力がせめぎ合いながら生物は進化してきた。これがウィルソンの説である。 ぼくらの心の中には、自分の利益を優先しようとする声と、仲間のために尽くそうとする声が両方ある。それは意志の弱さでも性格の表れでもない。二つの進化のレベルが、ぼくらの内側でいまなお戦い続けているのだ。 繰り返し言う。 集団の内部では利己的な個体が利他的な個体に勝つ。だが、利他的な個体を含む集団は利己的な個体ばかりの集団に勝つ。 この見立てなら、人間という存在のあの厄介な二面性が説明できる。ぼくらはなぜ、これほど利己的でありながら、これほど利他的なのか。なぜ裏切りもすれば自己犠牲もするのか。聖人にもなれば悪党にもなる。その分裂は、欠陥ではない。二つのレベルの淘汰を同時にくぐり抜けてきた生き物の、いわば設計上の宿命なのだ。ウィルソンは人間の条件をこの永遠の内戦として描き出した。 ぼくらの利他心は、幻想ではない。誰かのために身を削るあの衝動は、後から取ってつけた道徳の飾りではなく、進化がぼくらの深部に刻み込んだ本物の性質である可能性が高い。少なくともウィルソンは、その仮説から「善悪の感覚は進化に由来する」という方向に進む。もちろん、ウィルソンの説の正しさはまだ証明されていない。ただ、彼の提示した仮説がぼくらの道徳的判断のルーツに迫るための足がかりになった。 道徳は、明文化される以前に、欲望と本能に根ざしている。風習や文化がそこに味付けをしている。この構造がとても面白い。 ご関心のある方は、ぜひ本書を直に読んでみてほしい。 『ヒトの社会の起源は動物たちが知っている 「利他心」の進化論』エドワード・O・ウィルソン著、小林由香利訳、NHK出版
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40代前後で腕にも中身にも自信があるのに 「どうせ工場の規模で判断されるんだろう」と先回りしてあきらめてしまう “看板負けモヤモヤ”の抜け出し方は 1.まず「規模と中身は別物だ」と切り分けて、 いっそ面白がる 2.名刺を出した瞬間の相手の態度は、 3秒で大体わかると知っておく 3.見栄(会社の大きさ)より 実弾(仕事の中身)に時間を使う 4.「低く見られても淡々と作業する」を口グセにしつづける 5.あえて大きく見せるのをやめ、 名指しされるくらい信頼を高める 6.見下されてカチンと来た日ほど、 これは伸びしろだと思っておく 7.だれに評価されたいのかを、 年に一度は棚卸しする これらをやっておくと工場の規模で値踏みされる場面でも、中身で勝負できる確率が高まります。 ちなみに駆け出しの整備士が直面する“新人だから”の値踏みも、 ベテランが直面する“もう歳だから”の値踏みも構造は同じ。 結局「規模と中身は別物」と切り分けて面白がれる人が、いちばん得をする。
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反戦デモに参加する人の間には仮に自国が占領されたとしても人権が保障されるとの、奇妙な楽観的信念が根を張っている。しかし現実は、ブチャのような組織的な虐殺であり、ガザ地区で繰り返される無差別的な破壊であることを、大多数の日本人は知っている。だから一般に広く共感を集め得ない。
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