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編集長コラム・伴侶が封じた詩 私が知る祖父は、穏やかでお茶目な人だった。 絵を描くこと、山を歩くことが好き。横浜の祖父母の家に遊びに行くと、大学生の私に「ほら、これ素敵だろ」と、山で拾ってきた石ころをくれた。太極拳の道場では、師匠の指導を無視。独自の舞を繰り出して楽しむ。そんな人だ。 祖父が亡くなった後、祖母から昔語りを聞くようになった。そこには、私の知らない祖父がいた。 祖母は祖父よりも20歳近く年下。満鉄の理事をしていた父、後にイエール大学で博士号を取る兄ら「エリートの家族」で育ったが、20歳そこそこで祖父と出会う。祖母いわく「脱線した」。祖父には、戦前に別れた妻との間にもうけた息子がいて、祖母の親は「苦労する」と反対した。 それでも、「好きになっちゃったんだから仕方がない」。祖母は家を出て、結婚を強行した。 祖母にとって、驚きの連続だった。 同居する祖父の妹が、進駐軍の将校たちを相手に横浜でクラブを営み、家計を支えていた。その妹は、戦時中は上海でクラブのママをしながら、日本軍のスパイとして情報を集めていた。祖母には「お客の米軍の将校に、私がスパイだったことがバレたら大変だから、ヒヤヒヤする」と言った。 大体、祖父が戦前に何をやっていたかがよく分からない。どうやら思想を取り締まる「特高警察」に目をつけられていたらしい。祖父の叔母が、横浜の港から恋人とソ連に亡命した際、祖父が連絡役を務めたことがきっかけだった。 逮捕、勾留された経験もあり、その時のことを祖父は短歌にしている。 あやまちしとは思はねど鉄窓のある室に入れられればかなし 負けるかと歯噛みしあれど鉄の扉に鍵かける音が身に沁みにけり 吾が智慧に思ひあまりて堪えるなしつめたき壁に指触れてみる 指触ればしみじみ寒し留置場の壁隣りの室におんなの声する 吾がためにひとりの母は髪切りて二月の夜半をお百度踏み給ふ 天地のめぐみをうけしうしし世にここだ鉄窓を仰ぎつなくも 耐えてきし男の涙こらへられず母にだきつきて声をあげて泣く ▽「総てが自分の滅びる姿を賭けている」 戦後も祖父は、権力に対する反抗心を持ち続け、出版の仕事を手掛けていた。作家相手に「信念を曲げてまでカネになる作品を書いて恥ずかしくないのか」とけんかばかり。「信念を曲げるくらいなら飢え死にした方がましだ」とまで言った。 だが祖母は構わなかった。むしろ、そういうところに惚れていた。自分が洋裁の仕事で家計を支えるから、嫌な思いをしてまで働かなくてもいいと伝えた。実際、祖母が一家の食い扶持を稼ぎ続けた。私が「おじいちゃんは恵まれ過ぎだな」と羨ましがると、祖母は「金銭的な支えがあるより、心の支えがあった方がいい」と言っていた。 ただ祖母は、共に人生を歩むのに当たり、一つだけ条件を出した。 それは、詩を書くのはやめるということだった。 祖父は詩作をライフワークとしており、戦後も自分が編集・発行人となって『第一書』という詩集を、詩人仲間と共に出版していた。1951年の『第一書』では、「火花の匂い」という詩を発表している。 無慈悲な倦怠と悔恨家たちのために 腐った階段を降りる救世者 酔いどれた最高の地図の前で 人間の乾いた心は火のように息苦しく 白鳥の背に乗った明徹な像は ふたたびこの湖上には還らない 貧しい者は貧しさのまま 傷は傷のまま 権力は王座に眠ったまま 白い紙の鏡はうつろな眼の中で 力学の陰惨な壁に汚される 痛ましい渇望と拙棄と灰の底で 冷酷な火薬に嘯き ああ 総てが自分の滅びる姿を賭けている 祖母は祖父の詩に「気が滅入る」と感じた。自分と暮らすならば、詩を書くのだけはやめてほしいと願った。 伴侶からの願いを受け入れ、祖父は詩作を封じた。 ▽「お前との暮らしがあるだけだ」 1枚の写真がある。祖父母が羽田空港で写した写真だ。戦後しばらくは同居していた祖父の妹は、クラブに来ていた進駐軍の米国人と結婚して渡米。祖父母の家に遊びに来ていた妹が、米国へ戻る際に羽田空港まで見送った。その際に撮影した祖父母のツーショットだ。写真には祖父の言葉が添えられている。 「愛という言葉は知らない。お前との暮らしがあるだけだ」 祖父が亡くなった直後には、祖母の元に手紙が届いた。祖母は「お化けかと思った」とおどけていたが、ふたりが筑波万博へ出かけた際、10年後に届く手紙として祖父が祖母あてに投函したものだった。手紙は「僕はもうこの世にいないだろう。淋しくないかい」で始まり、「僕は君と一緒になれて本当に幸せだった。ありがとう」と感謝の言葉が綴られていた。 詩作を封じ、愛する人との暮らしを第一に人生を送る。覚悟ある祖父の決断であり、それを最後まで貫いたのは立派だと思う。 しかし同時に、「今の時代を祖父があの世から見たらどう感じるだろう」と思う。政治権力は好き勝手に振る舞い、弱い立場の人が苦しんでいる。戦争の足音が近づいている。権力に抗する表現活動をやめたことを、祖父は後悔していないだろうか。 1949年1月に発行された『第一書』の編集後記で、祖父はこう綴っている。 「前途には希望的な何ものをも見いだし得ないが、この絶望は、人類そのものへの絶望ではない。人為的なからくりに対する憤怒であり、闘魂である。広島、長崎のむごさは、人間に共通する原罪であり、悲哀である。反省である」 「僕らは個の平和を求め得られないことを知っている。僕らの可能は、全人類への信頼と愛情である。戦争がどこで起ころうがそれは僕らを放ってはおかないであろう」 祖母は生前、私に「おじいちゃんに似ている」と言っていた。 だが私は、ペンを手放さない。書き続ける。
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「住宅ローンの審査では年収の30〜35%まで借りられる」という目安、知っていますか。 これを手取りに換算するとどうなるか。 (会社員・40歳未満・扶養なし・2026年時点の目安として) - 年収300万円 → 手取りの約44% - 年収500万円 → 手取りの約45% - 年収700万円 → 手取りの約46〜47% 審査で「借りられる上限」は、手取りの約45〜47%を住宅費に充てる設計です。 この金額で、生活費・教育費・老後積立を賄えるかどうか。 年収は審査のための数字。生活は手取りから始まります。
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Japan awakes  (日本 インフレ経済に目覚める 立ち位置によって効果は良くも悪しくも) @financialtimesより (包括的な長い記事。ご参考まで。詳細サマリー) 1.記事全体の主張――日本は「デフレ脱却後」の未知の経済へ入った この記事の中心的な主張は、日本経済が単に一時的な物価上昇を経験しているのではなく、30年以上続いたデフレ・ゼロ金利体制から、インフレ・正の金利・供給制約を特徴とする経済へ構造転換しつつあるということである。 記事冒頭では、猛暑、過去最高水準の訪日客、1ドル約163円の円安、国内旅行への回帰、株価上昇、名目賃金上昇などが重なり、飲食・観光・金融市場に活況が生じている状況が描かれる。経済学者の見方では、日本は「治癒不能」とさえ思われていた長期停滞から抜け出し、デフレは過去のものとなり、需給ギャップが閉じ、一部の企業には価格決定力が戻ってきた。 慶應義塾大学の小林慶一郎は、この変化を、単なる景気循環ではなく、 「需要不足経済から供給不足経済への移行」 と表現している。すなわち、これまでの日本では、モノやサービスを作っても売れず、需要不足が成長を抑えていた。現在は逆に、人手、設備、生産能力、物流などの供給側の制約が経済活動を抑える局面に入りつつある。 しかし、この「正常化」は安定した新秩序の完成を意味しない。日本は、デフレからは脱却したものの、何を新たな「正常」とするのかがまだ定まっていない、過渡的かつ不安定な状態にある。 2.政府と日銀の「正常化」 政府の財政認識の転換 日本政府は、インフレによって名目所得と税収が増えることを前提とした大規模な経済・財政計画を承認した。政府はこれを「経済・財政運営そのもののコペルニクス的転換」と称し、日本はすでに「非デフレ状態に移行した」と宣言している。 従来の日本では、物価の停滞が売上高、税収、投資意欲、イノベーションを押し下げていた。現在の政府は、物価と賃金の上昇によって税収が自然増することを期待し、それを財政支出の基盤にしようとしている。 ただし政府自身も、「成長型経済への本格的移行はまだ道半ばである」と認めている。つまり、デフレ脱却と持続的成長の実現は同じではない。 日銀の金利正常化 日銀は、長く世界的に「異常」と見なされてきた金融政策からの脱却を進めている。政策金利は8年間、2024年までマイナス圏にあったが、記事によれば2026年6月に1%まで引き上げられた。これは1995年以来の水準である。 10年物国債利回りも2.91%と約30年ぶりの高水準に達し、これまで日銀の強力な統制下にあった国債市場に、価格変動と市場リスクが戻ってきた。 この記事における「1%」は、単なる数字ではない。それは、 預金していればよい時代の終わり ほぼ無償で借金できる時代の終わり 赤字企業や非効率企業が低金利によって延命される時代の終わり 金融機関が利ざやを得られない時代の終わり を象徴している。 3.株式市場と資産運用の変化 日本株は2024年以降、時価総額がほぼ倍増した。これによって、それまで株式投資に距離を置いていた若い世代も投資に関心を持ち始め、大学の経済学教員が学生から株式購入の相談を受けるほどになっている。 長いデフレ期には、現金や銀行預金の実質価値が保たれたため、日本の家計は資産の大きな部分を預金で保有してきた。しかしインフレ下では、預金金利が物価上昇率を下回れば、預金の実質価値は減少する。したがって家計は、資産を物価上昇以上の速度で増やす必要に迫られる。 この変化によって、日本の資産運用業界には数十兆円規模の資金が流入する可能性がある。これまで世界的な運用会社を生み出せなかった日本の資産運用産業が、家計資産の再配分を担うことになる。 記事はここに、金融文化の変化を見ている。デフレ期の合理的行動は「現金を持つこと」であったが、インフレ期の合理的行動は「リスクを管理しながら投資すること」へと変わる。 4.企業経営――低金利に守られた企業から、再編と投資へ M&Aと産業再編 長年、安い資金と低インフレに守られてきた日本企業は、企業統合や事業再編を本格的に検討し始めている。政府と東京証券取引所もM&Aを促しており、JPMorganによれば、2025年の日本関連M&Aは過去最高の3859億ドルに達した。 具体例として記事は、 三井化学 出光興産 住友化学 によるポリオレフィン国内生産の統合や、 三菱電機 東芝 ローム によるパワー半導体事業統合構想を挙げている。 経済産業省は以前からこれらの産業再編を促してきたが、デフレ期には企業側に切迫感がなかった。インフレと金利上昇によって、非効率な設備を維持するコストや、競争相手と重複投資を続けるコストが顕在化し、ようやく統合への圧力が働き始めたのである。 Morgan Stanley MUFGのアルベルト・タムラは、最大の変化は人々や企業の「マインドセット」であり、金利上昇が実際の行動を変えていると述べる。企業は国内投資と統合を急ぐようになった。 資本配分の問題 経済産業省の調査では、日本の大手350社が投じている資本の65%が、企業価値を毀損する事業分野に固定されているとされる。成長投資を行うべき企業が、画一的な株主還元を続けているという批判である。 ただし、企業が本当に現預金を成長投資へ振り向け始めたかについては、明確な証拠はまだない。シティの中村宗助は、とりわけ国内投資に関して企業行動の根本的変化は確認できないと慎重な見方を示している。 一方で明確に変わったのは価格設定行動である。企業はサプライチェーン全体で、以前よりも価格転嫁をためらわなくなっている。 5.デフレが企業と社会に与えた影響 記事では、デフレは単に「物価が下がって消費者に得になる現象」ではなく、経済全体を破壊する力として描かれる。 CLSAのニコラス・スミスは、デフレについて、利益を押しつぶし、成長投資を急減させ、消費を殺し、金融システムを破壊すると述べている。 デフレ下では、消費者は将来さらに価格が下がると考えて支出を延期する。企業は価格を上げられず、利益率を削り、設備投資や賃上げを抑える。賃金が上がらないため消費がさらに弱まり、物価が上がらない。この循環が長期停滞を再生産してきた。 しかし、パンデミック後の世界的な物価ショックと、ロシアによるウクライナ全面侵攻後の食料・エネルギー価格高騰を受け、日本企業もコストを取引先や消費者へ転嫁するようになった。 現在では、政府、企業、民間調査主体に加え、一般国民の90%が今後も物価上昇が続くと予想している。 この「予想」の変化は重要である。インフレは、実際の価格上昇だけでなく、「今後も上がる」という予想によって、賃金交渉、価格設定、投資、住宅購入、資産運用などを変化させるからである。 6.労働力不足が成長と投資を促す可能性 日本では人口減少と高齢化によって労働市場が自然に逼迫している。スミスは、この人手不足が賃金を押し上げ、企業に大規模な技術投資と生産性向上を迫り、最終的には消費回復につながると予測する。 つまり、供給不足は企業にとって苦痛である一方、長く先送りされてきた自動化、デジタル化、省人化、事業再編を促す可能性がある。 記事はここで、日本経済の転換を楽観的に捉える一つの論理を示している。 人手不足が進む 賃金が上がる 企業が機械・ソフトウェア・AIなどに投資する 生産性が上昇する 家計所得と消費が増える 国内需要が拡大する ただし、この好循環は自動的に成立するわけではない。賃金上昇が物価上昇を上回ること、企業が余剰資金を実際に国内投資へ回すこと、生産性投資が成功することが必要となる。 7.「高市トレード」と海外投資家 記事によれば、高市早苗首相が2月の選挙で圧勝した後、明確な戦略的方向性への期待から海外投資家が日本株に殺到した。 安倍晋三政権期の「アベノミクス相場」では、3年間で海外投資家による日本株の買い越しが25兆円だった。これに対し、「高市トレード」では19週間で10兆円に達したとされる。 ただし記事は、高市政権の大型支出策が、むしろデフレ・ゼロ金利期に適した政策ではないかという経済学者の批判も紹介する。 インフレと金利上昇の局面で財政支出を大幅に拡大すれば、 需要をさらに刺激してインフレを加速させる 国債発行を増やして金利上昇圧力を強める 円や国債に対する市場の信認を損なう 可能性がある。したがって、デフレ脱却後も旧来型の刺激策を続けることには矛盾があるという含意である。 8.銀行の復権 象徴的な出来事として、7月13日、三菱UFJフィナンシャル・グループが、トヨタ自動車とソフトバンクグループを抜き、日本最大の時価総額を持つ企業になった。銀行が首位となるのは40年ぶりである。 これは、正の金利が銀行収益を改善するとの市場の期待を反映している。 ゼロ金利やマイナス金利のもとでは、銀行は預金と貸出の金利差を十分に確保できず、融資による収益が圧迫されていた。金利上昇は、銀行にとって貸出利ざやの回復、債券運用機会の増加、資産管理ビジネスの拡大を意味する。 したがって銀行は、デフレ脱却の主要な受益者である一方、後述するように、融資先企業の破綻や不良債権の増加というリスクも抱える。 9.家計にとっては「正常化」が生活危機になる マクロ経済的には、1.5%程度のインフレは国際的にも歴史的にも穏当な水準である。しかし、日本の家計にとっては深刻な生活費危機として感じられている。 その理由は、輸入物価の上昇に対して実質賃金の回復が遅れたためである。食料やエネルギーなど生活必需品の価格上昇は、低所得層ほど大きな打撃を与える。 日本のエンゲル係数、すなわち家計支出に占める食費の割合は、12月に30.7%となり、25年ぶりの高水準に達した。これは先進国のなかでも高い水準である。 とりわけ住宅ローンを持つ若い世帯は、物価上昇に加え、変動金利型ローンの返済負担増加にさらされる。彼らは金融資産より負債を多く持つ「純債務者」であり、金利上昇によって損失を受けやすい。 したがって、正の金利は一様に利益をもたらすわけではない。 預金・金融資産を持つ高齢者や富裕層には利息収入をもたらす 住宅ローンや事業融資を抱える若者・中小企業には負担増となる という分配上の非対称性がある。 10.円安――利上げしても通貨が強くならない矛盾 通常、金利が上昇すれば、その通貨建て資産の利回りが上がり、通貨高になると考えられる。しかし日本では、政策金利を1%まで上げても、円は対ドルで数十年ぶりの安値圏に沈んでいる。 2025年12月時点では、企業は利上げによる円高を期待していたが、その後、円はドルに対してさらに4%以上下落した。 この円安は、 食料 エネルギー 原材料 海外サービス 海外旅行 などの価格を押し上げ、家計の実質所得を減少させる。 日銀の世論調査では、62%が前年より景気が悪化したと答え、約半数が1年後にはさらに悪化すると予想した。95%以上が物価上昇を実感し、今後も上昇すると見込んでいる。日銀への信頼度は14.1%にとどまった。 ここには、政府・市場・企業が語る「構造転換」と、家計の実感との深い乖離がある。 11.中小企業の破綻増加 金利上昇、原材料費上昇、人手不足、円安は、とりわけ中小企業に重くのしかかる。 東京商工リサーチによれば、中小住宅建設業者の倒産が急増している。1月から6月までの倒産件数は118件で、前年同期比87%増となった。上半期に100件を超えたのは、デフレ期以来初めてである。 住宅産業は、 建材価格上昇 住宅ローン金利上昇による需要減 建設労働者不足 人件費上昇 という複数の圧力を同時に受けている。 帝国データバンクが2万4000社以上を対象に行った調査では、44%の企業が、利益が圧迫されるなかで借入コスト上昇を懸念していた。 このことは、金利正常化が、低金利に依存して生き延びてきた企業を淘汰する可能性を示している。 12.全東信の破綻――新しい経済環境の象徴 記事の具体的なケーススタディが、大阪の決済代行会社「全東信」の突然の破綻である。 同社は飲食店、小売店など約20万の顧客を抱え、クレジットカード売上が実際に入金されるまでの間、店舗に代金を立て替えるサービスを提供していた。 飲食店は食材購入のため現金を必要とする。とりわけ豊洲市場で魚を仕入れる店などは、完全なキャッシュレス化が困難であり、カード売上を迅速に現金化する仲介業者に依存していた。 全東信は7月6日に破綻し、負債総額は7億1100万ドル、資産超過ではなく約3億7000万ドルの債務超過だった。 政府は影響拡大を恐れ、全国378か所に緊急相談窓口を設置し、日本政策金融公庫にセーフティネット融資の要件緩和を求めた。 全東信が「デフレ時代の産物」である理由 全東信のビジネスは、デフレによって利益率が薄くなった中小飲食店の資金繰り需要を支えることで成長した。 しかし、 パンデミックで顧客が減少 スマートフォン決済の普及で競争が激化 手数料引き下げを迫られた 金利上昇で資金調達コストが上昇 という環境変化に対応できなかった。 さらに、60を超える地方銀行・信用金庫が同社に融資していた。これは、デフレ・低金利期に金融機関がどの程度のリスクを積み上げてきたかを示す一例とされる。 記事は、この倒産を単独の不祥事としてではなく、金利上昇によって、低金利時代に隠されていた企業の脆弱性、不正会計、過剰債務が表面化する先行事例として位置づけている。 13.「ゾンビ企業」と隠れた不正が露呈する可能性 低金利環境では、収益力が乏しい企業でも借り換えによって存続できる。金融機関側も、融資先を破綻させれば不良債権が明るみに出るため、追加融資や返済猶予によって延命させる誘因を持つ。 金利が上がれば、この構造は維持できなくなる。 帝国データバンクの藤坂渉は、今後、企業が債務返済不能となり私的整理に入る過程で、財務デューデリジェンスが行われ、粉飾決算など過去の不正が発見されるリスクを指摘している。 したがって、記事が予測するのは単なる倒産件数の増加ではない。 不良債権の顕在化 粉飾決算の発覚 地方銀行の融資審査への疑問 業界再編 経営者責任の追及 などが連鎖的に起こる可能性がある。 14.世代的な断絶――誰もインフレを経験していない 記事が最も強調する論点の一つは、日本社会における「経験の空白」である。 金利が前回1%だった1995年には、日銀は利下げ局面にあった。今回は利上げ局面であるため、同じ1%でも経済的意味は異なる。 1990年代以降、25年以上にわたり、企業経営者や政策担当者はデフレとゼロ金利しか経験してこなかった。若い世代の多くは、インフレのある社会そのものを知らない。 記事の終盤では、 一世代の日本人がインフレを知らずに成人し、家計を持った 一世代の企業幹部が、ほぼ無料の資金環境で能力を形成した 30代、40代の銀行員、貯蓄者、資産運用者が新しい金融用語を学び直している と述べられる。 これは、知識や制度だけでなく、生活上の習慣と判断基準が通用しなくなることを意味する。 デフレ期には、 値上げをしない 現金を持つ 借金を増やす 設備投資を先送りする 取引関係を維持する 赤字部門を温存する ことが、一定の合理性を持っていた。 インフレ・正の金利期には、これらが逆に危険な行動になりうる。 15.記事の描く二つの日本 この記事は、「日本復活」を単純に称賛する記事ではない。むしろ、現在の日本には二つの現実が同時に存在すると論じている。 成長機会としての日本 デフレが終わった 企業が値上げできる 賃金が上昇する 株価が上昇する 金融機関が復活する M&Aと産業再編が進む 人手不足が生産性投資を促す 家計資産が預金から投資へ移る 海外資金が流入する 危機としての日本 円安によって輸入物価が上昇する 実質賃金の回復が遅れる 住宅ローン負担が増える 中小企業が借入コストに耐えられない 低金利に隠れていた不良企業が破綻する 地方銀行の融資リスクが表面化する 財政拡張が国債市場を不安定化させる 家計と政府・市場の景況感が乖離する したがって「Japan awakes」という表題の「目覚め」は、明るい覚醒だけを意味していない。日本は長いデフレという麻酔状態から目覚めたが、目覚めた先にあるのは、成長機会と痛みの双方を伴う現実である。 16.記事の結論 記事の最終的な結論は、1%の金利と持続的なインフレが、日本に1980年代バブルの記憶と、その後の長期停滞の影を清算する機会を与えている、というものである。 しかし、その道筋は不確実である。 企業が本当に現金を成長投資に回すのか、賃金が物価を上回るのか、円安が止まるのか、中小企業や地方銀行が金利上昇に耐えられるのか、政府がデフレ期の財政政策から転換できるのかは、まだ分からない。 記事末尾に登場する64歳の駐車場運営会社幹部は、1980年代のインフレと高金利を覚えているが、若い社員には結局、自分たちで新しい環境を経験し、理解してもらうしかないと語る。 この言葉が記事全体を集約している。日本は過去の状態に単純に戻るのではない。デフレ以前の経験を部分的に参照しながらも、人口減少、円安、巨額の政府債務、グローバル化、デジタル決済、海外資本流入という新条件のもとで、誰も経験したことのない「デフレ後の日本」を学び直さなければならないのである。
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【怒り】全国で野菜泥棒が増加。日本の農家の平均年齢は67.7歳。コメ農家に関しては70歳。担い手も減少中。コメ農家の約90%以上〜多くの農家が赤字。泥棒なんて現れたらとッッッてもじゃないけどもたない。 【絶望】真の国家安全保障及び、生きる上で最も重要な食料自給率は海外依存度を考慮するとたったの9%。(例えば野菜の種の90%を毎年毎年海外からの輸入に依存)(例えば大豆の自給率は6%にまで低下) みなさん。もうこのままでは日本の農業はもたないし、このままでは「食」をグローバリストの息のかかった一握りの権力に独占〜支配されてしまいます。 「食料を自給できない人たちは奴隷である」by:ホセ・マルティ 「食うものだけは自給したい。個人でも、国家でもこれなくして真の独立はない」by:高村光太郎 「健康と幸福を向上させ、環境を保護し、社会正義を確保したいなら、食品システムを保護し、食料自給率を高める行動を取らなければなりません」by:バンダナ・シヴァ 【希望】現在、耕作放棄地の再生。農地拡大。一次産業を軸とした日本人の日本人による日本人の為のコミュニティーを全国に拡大中。みなさん。共に参画してください。 クラファン挑戦中(残り4日)↓ 人生をかけて食料自給率の向上、食の安心安全の回復、日本人の老若男女分け隔てなく参画できる農業。さらには身を守り合える為のコミュニティーの拡大。コレを実現して参ります。賛同してくれる方がいましたらお力添えのほど何卒よろしくお願いします。 alpha
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「50歳以上なら新幹線が半額」という情報は、現在の制度とは異なります。誤解されやすい点まで整理した投稿文です。 「50歳以上なら、新幹線が半額になる裏技がある」 こんな情報を見かけますが、結論から言えば、年齢を証明するだけで全国の新幹線が一律半額になる制度はありません。 実際には、複数の制度が混同されています。 まずJR東日本の「大人の休日倶楽部」。満50~64歳のミドル会員は、JR東日本・JR北海道の対象きっぷが5%割引。満65歳以上のジパング会員は30%割引です。 ただし、片道101キロ以上、専用クレジットカードでの決済、年会費などの条件があります。50歳になっただけで半額になるわけではありません。 一方、期間限定の「大人の休日倶楽部パス」は使い方次第で強力です。2026年度の東日本版は、連続5日間、新幹線を含む対象エリアが2万円で乗り放題。東京―盛岡の通常往復は3万900円なので、さらに仙台や新潟などを回れば、通常運賃の半額以下になる可能性があります。 つまり「半額切符」ではなく、何度も乗ることで実質的な割引率を高める仕組みです。 注意したいのが、JR西日本の「おとなび」です。 かつては満50歳以上を対象に「おとなびWEB早特」などが販売されていました。しかし、おとなび割引は2026年3月13日利用開始分、おとなびWEB早特は3月31日利用終了分をもって発売終了。サービス自体も9月30日に終了予定です。 古い記事や動画を見て「50歳になれば今も安く買える」と思い込むと、予約画面で商品が見つからないことになります。 現在、JR西日本で本当に「半額相当」と案内されているのは、「WESTERポイント特典きっぷ」です。 山陽新幹線などの対象区間を、通常価格の約半分に当たるWESTERポイントで利用できます。例えば新大阪―岡山は、通常6460円に対して3230ポイントです。 ただし、これは現金で半額になる制度ではありません。代金の全額をポイントで支払う商品で、対象区間と座席数にも制限があります。しかも年齢条件はなく、50歳未満でも利用できます。 JR東海にも50歳以上のエクスプレス予約会員向け商品がありますが、基本的には往復新幹線とホテルを組み合わせた旅行商品です。東海道新幹線の切符だけが無条件で半額になる仕組みではありません。 整理すると、 50~64歳 →大人の休日倶楽部は通常5%割引。乗り放題パスを使い倒すと大幅に安くなる。 65歳以上 →ジパング会員なら対象区間が30%割引。 JR西日本 →旧おとなび割引は終了。WESTERポイントなら年齢に関係なく半額相当の商品がある。 本当の「裏技」は、年齢を見せることではありません。 乗る地域、年齢、旅行回数、保有ポイントに合わせて、似ているようで全く違う制度を使い分けることです。 「50歳以上なら新幹線半額」という見出しだけを信じず、予約前に対象区間、購入期限、年会費、支払い方法を確認してください。 JR東日本は、50~64歳が5%、65歳以上が30%の割引で、東日本版パスは5日間2万円と案内しています。 JR西日本の旧「おとなびWEB早特」は2026年3月末で終了し、サービス全体も同年9月末に終了予定です。 現行のWESTERポイント特典きっぷは、新幹線が半額相当ですが、全額ポイント払い・対象区間限定・席数限定です。 ※利用の際は、最新情報を確認してください。
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栃木の強盗殺人、ヤバすぎる 「バールで殴られた」と通報されたからバールばかり目立ってるんだけど 司法解剖で出てきたのは 20か所以上の刺し傷 死因は出血性ショック 凶器は刃物 しかも事件前の時系列がエグい 4月20日 親族が下野署に相談「不審な原付」 4月22日 親族が再相談「自宅前を往復する車」 5月6日 警察が現場で不審車両捕捉、運転 手は逃走、同乗の41歳男を盗品保管で逮捕 警察は「動いてた」 でも8日後に69歳の主婦が刺殺された そして捕まったのは自称16歳の高校生 「同学年の仲間に誘われた」と供述 逃走用の車に乗り遅れて現場周辺で確保された で リクルーター中江(22)逮捕 22でこれかよ! 友達に誘われて行ってこいつ出てきたら詰んでるだろ トクリュウ強盗の検挙、20歳未満が約4割 警察庁「指示役らが、捕まるリスクの高い犯行を少年に担わせ、使い捨てにしているとみられる」 つまり末端だけが捕まって 指示役は今も無傷で次の少年を集めてる 被害者は実名・年齢・家族構成まで晒され 加害者は少年法で匿名 中江ですら指示役じゃない ただの人集め係 怖すぎね?
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24歳になりました👑🎂✨ 23歳ではいろんなことがスタートし たくさんの方に支えられて 充実した1年を過ごせました。 24歳は皆さんとこれまで以上に ハッピーな1年にしたいです🤩 よろしくお願いしますっ🐻 #倉野尾成美生誕祭2024# ↑見てます!ありがとう🥰
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『ドラゴンボール』のキャラで会社組織を作りました。 7つの役職に、最も適性の高い人財を配置しています。 長文です。読みづらい方は動画をご覧ください。 1.代表取締役社長:フリーザ 求心力と統率力が桁違いである。 全宇宙から精鋭だけを集めたギニュー特戦隊が、 命令ひとつで一糸乱れず動く。 数えきれない惑星を同時に治め、 スカウターや戦闘ジャケット、メディカルマシーンといった軍事技術を自前で揃え、巨大な軍団をきっちり回している。 宇宙中に支社を持つ巨大グループ企業を、 ワントップで仕切っているようなものである。 種族も生まれも問わず、強ささえあれば取り立てる。 成果を出せない者には一切容赦がない。 結果がすべて、という経営者である。 2.専務取締役(COO):ピッコロ フリーザのように強引に突き進む独裁型のトップには、 現場を冷静に回せる右腕が絶対に要る。 ピッコロは人造人間に圧倒された際、 自分のプライドを捨ててまで神様と融合し、 自ら最強の一手を取りに行った。 個人の意地より組織の最適解を優先できる。 トップの参謀として、一番大事な資質である。 さらに、まだ何者でもなかった孫悟飯をつきっきりの修行で一人前の戦力にまで育て上げた。 何もないところから、会社の主力をひとり作り上げた人財である。 強引な社長の隣で冷静に最適解を出しながら、次のエースまで育てられる。COOとして、これ以上ない。 3.営業本部長:ミスター・サタン 営業は「信頼」と「期待」を売る仕事である。 ほとんど戦っていないのに サタンは「セルを倒した世界の救世主」という看板を勝ち取り、世界中がその言葉を信じて疑わない。ブランディング力が異常。 最初は倒そうとした魔人ブウとさえ心を通わせ、 「もう人を殺すな」と説得して暴走を止めてしまった、関係構築力。 そして極めつきが巻き込み力である。 最後の元気玉では、悟空が呼びかけても動かなかった世界中の人々が、サタンの一声で一斉に力を差し出した。 これだけ人を動かせる営業本部長がいれば、 どんな大型案件も取ってこられる。 4.経理・財務部長:人造人間18号 財務のトップに一番要らないのは、情で財布の紐が緩むタイプである。 その点で18号は、感情で1ゼニーも動かない。 天下一武道会の優勝賞金1000万ゼニーと聞いた途端、 目の色を変えて出場を決めた。 サタンには、わざと負ける見返りに その倍の2000万ゼニーを即決で呑ませている。 一瞬で価値を見極め、取れるものは取る。 出すべきでない支出は1ゼニーも通さない。 費用対効果の合わない戦いには、はなから動かない。 この損得勘定が絶対にブレないところが、 会社のキャッシュフローを守る責任者として何より頼りになる。役員の経費精算は1円単位で詰めてくるだろう。 5.技術・開発部長(CTO):ブルマ CTOに求めるのは、競合が真似できない技術を生み出し、 未知の技術も即座に自社のものにできる人財である。 16歳でドラゴンレーダーを独力で発明。 サイヤ人のスカウターも、地球の技術を遥かに超えた代物だが、一晩で解析し、修理から改造までやってのけた。 未来のブルマに至ってはたった一人でタイムマシンまで完成させ、息子のトランクスを過去へ送り込んでいる。 これだけの開発力が社内にあれば、 競合がどれだけ資金を投じても、技術では絶対に追いつけない。宇宙で一番頼れるCTOである。 6.人事・総務部長:クリリン 人事で一番大事なのは、立場も性格もバラバラな社員を、一人残らずつなぎ留める力である。 悟空の親友でありながらもとは敵だったピッコロやベジータとも、いつのまにか肩を並べる仲間になっていた。 18号に至っては、もともと倒すべき敵でありながら、 最後は結婚して家庭まで築いている。 敵を仲間に、仲間を家族に変えてしまう人財である。 飛び抜けた戦闘力こそないが、これだけ強烈な顔ぶれの中で、誰もが気軽に相談できる。社員の本音を拾い、離職率を確実に下げる。 7.監査役:未来トランクス 監査役の役目は、組織が大きく傾く前に、最悪の芽を摘むことである。 トランクスは人造人間に世界が滅ぼされ、仲間が一人残らず殺された未来を、自分の目で見てきた。 会社が崩壊する瞬間を、誰よりもリアルに知っている人財である。 母のブルマが託したタイムマシンで過去に乗り込み、 3年後に人造人間が現れること、悟空が病で倒れることを前もって警告し、先回りで手を打った。 リスクが表面化する前に動ける、本物の危機管理能力。 あのフリーザを前にしても、一歩も引かない実力と胆力がある。独裁が行き過ぎたとき、臆せず「それは会社の未来を潰します」と言える人財は、トランクスしかいない。 業績だけなら、間違いなく宇宙最強の組織である。 ただし、トップがフリーザだと誰も逆らえない。 社員は本音を飲み込み、イエスマンになる。 健全なガバナンスが、まるで効かない。 唯一モノを言えるのが監査役のトランクスだが、彼が本気で口を開くときは、フリーザと一戦交えるとき。 つまり、会社が空中分解するときである。 だからこそ私は株主として、余計な口は出さず、黙って配当だけいただく。最強のトップには、それが一番賢い張り方である。
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