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ワイドスクランブル#
吉永 みち子氏
「一体何を見せられているんだろう、というのが国民の心境。『総理が国会に出るぞ』ということをカードに切る。『総理が出ること』がニュースになる。やっぱり、ものすごくおかしなことが起きている、と。この認識を国民はみんな持つべきだと思います。
それと会期を延長したところで、このようなことが続くのであれば、結局、単にやりましたよ、伸ばしましたよという、政治側の論理でしか思えない。この結果どうなるかというと、私たちは政治に対して不信感を持つことになる。
私たちが本当に議論してもらいたかったことは物価高対策や社会保障の問題とか、そういうことだったと思う。政治とカネの問題も積み残したまま。そういうことが全く後回しになって、突如降って湧いた皇室典範や副首都構想が前面に出てきて、やはり総理大臣と維新との関係性の中で優先順位が決められて、本来国民が求めてきた優先順位と、かなりのズレが生じてきている。
副首都構想は東京一極集中を何とかしましょう、それは理解できるんですよね。だけど維新の説明だと、結局それが大阪都構想と妙に絡み合っていて、やはり国民の理解が得られない。一体どういうことが目的なのか見えない状況の中で、ここまで急いでこれを通す意味が国民にはわからない、少なくとも私にもわからない。これは大変重要なことなのでしっかり議論してほしいと思う。だけど今の国会にしっかりした議論も求めても、虚しいんじゃないかという気がします。
党首討論をやりましたといったところで、予定稿みたいなことでお互いが質問と答えにならない答えで時間が潰れていく。党首討論の『討論』に全くなっていない。こういうところからきちっと見直してもらわないと、政治に対する信頼もどんどん失われていく」